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丹羽美之著『日本のテレビ・ドキュメンタリー』(2020年6月、東京大学出版会)書評会
日 時:2020年9月12日(土曜) 14:00~16:00
方 法:オンライン開催
書評者:秋山浩之(TBS)
応答者:丹羽美之(東京大学)
司 会:佐伯順子 (同志社大学)
趣 旨:
メディア文化部会では、テレビ・ドキュメンタリー研究の発展のために、丹羽美之先生のご近著をめぐる書評会を開催いたします。本書は、アーカイブスを駆使して研究を進められてきた著者による、日本のドキュメンタリー番組の歴史研究であるとともに、『日本の素顔』『ノンフィクション劇場』をはじめとする個別のドキュメンタリー番組に関する詳細な番組研究でもあり、テレビ文化研究に多くの視座を提供してくれる重要な研究成果です。現在は映画監督として活躍する是枝裕和を含むテレビ・ドキュメンタリー番組の制作者たちが、どのように日本社会を描いてきたのか。それは、日本の映像史、社会史を考える上でも幅広い議論を喚起するものであり、書評者として、テレビの現場を熟知なさっているTBSの秋山浩之氏をお迎えし、民放とNHKの比較、コロナ禍におけるドキュメンタリーの可能性といった喫緊の社会的課題に関連する視点も含めて、多角的な議論ができればと思います。
(ズームで開催予定でございます。ズームご招待のため、ご参加をご希望の方は、前日午後9時までに佐伯のメールアドレスにご連絡をお願いできれば幸いでございます)
メディア文化部会 佐伯順子