『マス・コミュニケーション研究』70号(2007年1月)
特集 マス・コミュニケーション研究 回顧と展望
特集テーマをめぐって | 藤田 真文 |
政治とメディア The media and a politics | 岩渕 美克 IWABUCHI Yoshikadu |
メディアと倫理 Ethics of Mass Media | 大石 泰彦 OISHI Yasuhiko |
メディアとサブカルチャー Media and Subculture | 難波 功士 NAMBA Koji |
メディアとライフスタイル : 新しいメディア利用による親密性と公的空間の再編 : ライフスタイルを超えて Media and Life style : overviews about media studies between intimacy and public sphere | 羽渕 一代 HABUCHI Issei |
メディアとテクノロジー : ウェブとケータイの革新と普及から Media and Technology : the innovation and popularization of web and mobile communication | 岡田 朋之 OKADA Tomoyuki |
メディアの歴史 : 研究動向と今後の展望 Media History : Trend and Prospects | 飯塚 浩一 IIZUKA Koichi |
論文
アメリカ・ジャーナリズム倫理研究の潮流 : 日本が学ぶべきこと The Current of the Study of Journalism Ethics in United States | 塚本 晴二朗 TSUKAMOTO Seijiro |
国境を越えるメディアとナショナル・アイデンティティ : 米国・英国における日本人の若者の民族誌的調査から Transnational Media and National Identity : An Ethnographic Study of Young Japanese in the US and Britain | 藤田 結子 FUJITA Yuiko |
日本語記事のフレーム・マッピング法 Mapping Frames in Japanese News | 莫 广瑩 MO Guangying |
テレビ人生相談における相談-助言の相互行為的達成 : 成員カテゴリー化分析を中心に The Interactional Accomplishment of Advice-Giving in TV Talk Show : An Application of Membership Categorization Analysis | 戸江 哲理 TOE Tetsuri |
「帝大七博士事件」をめぐる輿論と世論 : メディアと学者の相利共生の事例として Public Opinion and "the Seven Professors Affair" : A Case of the Symbiosis of Media and Academician | 宮武 実知子 MIYATAKE Michiko |
新聞社の企業化と子ども文化事業: 大阪毎日新聞社のこども博覧会と日刊こども新聞誕生を中心に Children's Exhibitions and the enterprise of media in modern Japan | 大島 十二愛 OSHIMA Sonia |
ナショナリズムの生成および再生産過程におけるマス・メディアの役割 : ナショナリズム概念の再検討による新たな視座の探求 The Role of Mass Media in Processes of Emergence and Re-production of Nationalism : The quest for a new perspective by reconsidering the concept of nationalism | 津田 正太郎 TSUDA Shotaro |
美学的な映画・複製技術としての映画: 1930年代の映画教育論争=「動く掛図」論争をめぐって Aesthetic Cinema/Cinema as Reproduction Techniques : An Analysis of "Moving Wall Chart" Controversy, An Educational Controversy in the 1930s | 田村 謙典 TAMURA Kensuke |
2006年度春季研究発表会 シンポジウム
メディアとナショナリズム : 想像・創造される共同体 | 山本 信人, 山本 賢二, 高木 徹, 鈴木 健二, 飯塚 浩一, 吉岡 至 |
メディア論の現在 : 身体・空間・権力 | 阿部 潔, 成実 弘至, 岩渕 功一, 林 香里, 辻 大介, 毛利 嘉孝 |
2006年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディア体験とライブ体験 : ロックフェスティバルのオーディエンスをめぐって | 小川 博司, 南田 勝也, 永井 純一, 難波 功士 |
2 オーディエンスとその生活の誕生 | 小林 直毅, 中野 佐知子, 土橋 臣吾, 藤田 真文 |
3 マス・コミュニケーション論,マス・メディア論とマンガ研究 | 茨木 正治, 増田 のぞみ, 岡部 拓哉, 雑賀 忠宏 |
4 W杯における「待ち伏せ広告」の意味とその社会的インパクト | 黒田 勇, 森津 千尋, 水野ユタカ |
5 専門家と市民を結ぶ回路作りを目指して : コミュニケーション・デザインの冒険 | 境 真理子, 本橋 春紀, 村田 麻里子, 石川 旺, 永井 良和 |
6 戦争報道における世論と輿論 : 日露戦争での主戦論をめぐって | 山口 功二, 宮武 実知子, 土屋 礼子 |
7 メディアの自律の可能性と課題 : BRC,第三者委員会等の経験をジャーナリズム倫理から検証する | 高木 強, 前澤 猛, 橋場 義之, 渡邊 眞次 |
8 日本の国際報道情報発信における諸問題を考える : 海外報道機関のジャーナリスト調査を踏まえて | 大石 悠二, 石田 俊輔, 江口 浩, 鈴木 弘貴 |
9 放送と通信融合時代の日本の公共放送 : NHKのあり方の検討を通して | 西村 秀樹, 田原 茂行, 野原 仁, 渡辺 武達, 小山 帥人 |
10 日本におけるメディア産業の発展可能性 : ICT関連企業等による放送局の買収騒動から得る知見を手掛かりとして | 高木 教典, 増本 貴士, 伊澤 偉行 |
11 NPOによるコミュニティFM運営の現状と展望 : その公共性と意義について | 松浦 さと子, 福井 文雄, 日比野 純一, 坂田 謙司 |
『マス・コミュニケーション研究』69号(2006年7月)
論文
二〇〇五年衆議院選挙における三大紙の社説比較 : 概念ネットワーク分析の適用 A Comparison of the Editorials of the Three Major Newspapers about General Election 2005 : An Application of Network Text Analysis | 鈴木 努 SUZUKI Tsutomu |
中国人の日本人イメージに見るメディアの影響 : 北京での大学生調査の結果から The Influence of the Media on the Chinese's Images of the Japanese : An analysis based on the results of a survey of opinions from university students in Beijing | 李 洋陽 LI Yangyang |
ブレヒト「ラジオ理論」の射程 : ドイツ連邦共和国における市民メディア発展史との関連から Bertolt Brecht's "Radio Theory" and the development of the citizen media in the German Federal Republic | 川島 隆 KAWASHIMA Takashi |
オーディエンス/像をめぐる「受動性」概念の再検討 : 「衝撃の受動性」を手がかりに Reexamination of the Concept of "Passivity" for Audience/Image-From the "Passivity of Shock" | 鍵本 優 KAGIMOTO Yuu |
<パレオ/ネオTV>の理論展開 : メディア行為論の問題圏 On paleo-neo TV : problematics of media-act theory | 西 兼志 NISHI Kenji |
韓国における無料新聞の紙面構成と広告に関する研究 : 「メトロ」、「AM7」、「ザデイリーフォーカス」の事例を中心に A Study on Formats and Advertising of Free Newspapers in Korea : Cases of Seoul Metro, AM7, and Daily Focus | 李 虎栄, 金 京煥 LEE Ho-Young, KIM Kyung-Hwan |
台湾における日本恋愛ドラマと日本イメージの関係について The Japanese Image made by the Japanese Dramas in Taiwan | 李 衣雲 LEE I-Yun |
追悼 堀川直義先生
堀川直義先生を偲ぶ(追悼 堀川直義先生) | 白水 繁彦 |
2005年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
研究会の記録(2005年4月~2006年1月)
テレビ文化のグローバル化とその研究の理論的前提 | 島岡 哉 |
愛知万博とメディア : 技術システムとポピュラー文化の相関 | 小川 明子 |
地上デジタル放送の『ワンセグ』サービスの可能性と課題 | 松田 美佐 |
東アジアの相互理解とメディアの役割 : 民族間の対話促進のために | 渡辺 武達 |
IPテレビの発展と放送秩序 | 赤木 孝次 |
『マス・コミュニケーション研究』68号(2006年1月)
特集 メディア変容時代のジャーナリズム
特集テーマをめぐって Introduction | 藤田 真文 FUJITA Mafumi |
IT時代の新聞ジャーナリズムの変容 Changes in Newspaper Journalism caused by Information Technology | 橋場 義之 HASHIBA Yoshiyuki |
ジャーナリズムへの市民参加 The Present and the Future of "Citizen Journalism" in Japan | 松本 恭幸 MATSUMOTO Yasuyuki |
「匿名掲示板」と世論形成の磁場 Anonymous BBS : How It Rouse Public Opinion | 田辺 龍 TANABE Ryo |
「日本語ワープロ」の銀河系 : 「書くこと」の電子化と「編むこと」のデザイン The Digitalization of Writing in Japan : The Japanese Word Processor and the Problematic of Editing | 長谷川 一 HASEGAWA Hajime |
論文
文章解析ソフトウェアTeX-Rayの概要と応用事例 : 小泉内閣関連新聞社説の内容分析結果による内閣支持率の予測 Main Features of TeX-Ray, a Software for Analyzing Japanese Sentences, and its Application : An Attempt to Predict Poll Support Ratings for Koizumi Cabinet from Editorial Contents of Four Major Newspapers | 吉田 文彦 YOSHIDA Fumihiko |
メディア利用行動におけるテレビとインターネットの同時的並行行動に関する研究 : 日記式調査(Time Use Survey)による分析結果を元に A Study of the Characteristics of People Engaging in Simultaneous Use Behavior of Media : an analysis based on the results of a time use survey | 金 相美 KIM Sangmi |
「エンコーディング/デコーディング」論の理論的背景及び批判的潜在力の所在 Theoretical background and critical power of Encoding/Decoding model | 椎名 達人 SHIINA Tatsuto |
「公共放送」という理念 : ジョン・リースの思想におけるBBCの独立の意義 The idea of 'public broadcasting' : the significance of the independence of the BBC in John Reith's thought | 津田 正太郎 TSUDA Shotaro |
韓国における日本のテレビソフトの移植 : 韓国制作者の日本製ソフト受容を中心に The Transplantation of Japanese "TV Soft" to Korean Broadcasting : An Analysis concerning Korean TV Producer's Acceptance of Japanese TV Soft | 金 廷恩 KIM Jung Eun |
2005年度春季研究発表会 シンポジウム
ジャーナリズム教育の可能性 | 濱田 純一 |
現代のプロパガンダとジャーナリズム | 山本 武利 |
2005年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 インターネット・ニュースサイトと市民の情報発信 | 松本 恭幸 |
2 ディスクール分析の再検討 | 吉岡 至 |
3 フリーペーパーの挑戦 | 亘 英太郎 |
4 『公共放送』再考 イギリス放送制度から日本の放送制度へ | 飯塚 浩一 |
5 島根の公共事業と地域ジャーナリズム | 林 茂樹 |
6 東アジア映画史論の提唱 | 貴志 俊彦 |
7 政権党権力者による憲法21条違反嫌疑と報道界 : NHK「問われる戦時性暴力」番組改変問題を通して | 浅野 健一 |
8 オルタナティブメディア・コミュニケーションの可能性と問題点の再考 : 遠隔地コミュニティ間のサイバーコミュニケーション実践の事例から | 水島 久光 |
『マス・コミュニケーション研究』67号(2005年7月)
追悼 内川芳美先生
内川さんと学会:学会をめぐる内川さんとの思い出 | 春原 昭彦 |
内川芳美先生を偲ぶ | 有山 輝雄 |
特集 メディア史研究の方法再考 メッセージの生産と受容の歴史
特集テーマをめぐって Introduction | 飯塚 浩一 IIZUKA Koichi |
「言論史」の方法的諸問題:戦後研究史のなかでの一つの見取図 Some Methodological Problems of the Historical Studies on 'MediaDiscourse Analysis' | 香内 三郎 KOUCHI Saburou |
メディア史研究における読者研究:視座の転換を目指して The Reconsideration on Audience in Media-History | 有山 輝雄 ARIYAMA Teruo |
オーディエンスの作法とメディアの三層構造 Three Layers of Media and the Grammar of being Audience | 山口 誠 YAMAGUCHI Makoto |
「反戦」の語りと読みのメディア史:手記から映画へ:「ひめゆりの塔」を事例にして The Narratives and Readings of 'Anti-War':a Media-Historical Examination of the Books and Movies, 'Monument to the Girl's Corps' | 福間 良明 FUKUMA Yoshiaki |
メディア史的アプローチ:歴史教科書の場合 The Approach of Media-History:A Case Study of the Japanese Historical Textbooks | 佐藤 卓己 SATO Takumi |
論文
ゲームセンターにおけるコミュニケーション空間の生成 On the Creation of Communications Space among Japanese Game Players :A Case Study of Youth Behavior and Interaction at AmusementArcades in Japan | 加藤 裕康 KATO Hiroyasu |
「新自由主義」に関するメディア言説の編制:朝日・読売両紙における電電改革報道(一九八二・一一―一九八五・四)を事例として The formation of media discourse on 'neoliberalism':A case study of the news report about the reform of the Nippon Telegraph and Telephone Public Corporation(1982. 11-1985.4) | 山腰 修三 YAMSKOSHI Shuzo |
「放送」以前におけるテレビジョン技術社会史の射程:昭和初期における公開実験の変容をめぐって The Perspective of the Social History of Television Technologies beforethe Beginning of "TV Broadcasting":An Analysis of the Change of the Prototype Models on Exhibition early in Showa | 飯田 豊 IIDA Yutaka |
児童期におけるコマーシャル理解の発達 The Development of Elementary School Children's Understanding of TV Commercials | 駒谷 真美, 無藤 隆 KOMAYA Mami, MUTO Takashi |
一九二〇年代三〇年代における『健康観』に関する一考察: 『キング』『主婦之友』『家の光』における健康関連記事の内容分析を中心に The Image of Health as Depicted in Popular Magazine in the 1920s and 1930s: How King,Shufu-no-Tomo,and Ie-no-Hikari Reflect Governmental Health Policy in Prewar Japanese Society | 森 麻弥 MORI Maya |
2004年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 放送番組の評価:視聴率と視聴質再考 | 服部 孝章 |
2 憲法とジャーナリズム partⅡ | 飯室 勝彦 |
3 ジャーナリズム教育を考える: 学会の課題 | 田村 紀雄 |
4 ポピュリズムとマスメディア | 谷藤 悦史 |
5 インターネットにおけるメディア・マトリックス | 岡田 朋之 |
6 昭和初期の大衆化メディアと 普選法公布:円本を例に | 有山 輝雄 |
7 ジャーナリストの専門性 | 佐藤 卓己 |
研究会の記録(2004年11月〜2005年5月)
横並び誤報の背景 | 赤木 孝次 |
地域情報におけるモバイル・インターネット活用の可能性 | 岡田 朋之 |
英国の新聞タブロイド判化傾向とジャーナリズムの変容: 日本からの視点 | 大島 透 |
世界の公共放送を考える: イギリス、ドイツ、日本 | 鈴木 みどり |
ウェブ・ジャーナリズムの行方 | 赤木 孝次 |
イギリスのテレビジャーナリズムの現状 | 柴田 鉄治 |
『マス・コミュニケーション研究』66号(2005年1月)
特集 戦時におけるメディアと権力――日本を中心として
特集テーマをめぐって Introduction | 小川 浩一 OGAWA Koichi |
太平洋戦争下の新聞メディア Censorship of The Japanese Press in World War II | 前坂 俊之 MAESAKA Toshiyuki |
GHQの放送番組政策:CI&Eの「情報番組」と番組指導 Policy of GHQ toward Broadcasting Program | 向後 英紀 KOGO Eiki |
同盟通信社の「戦時報道体制」:通信社と国家 Study of the National News Agency | 里見 脩 SATOMI Shu |
限定諸戦争におけるメディア:分析の枠組みづくりに向けて The Media at Limited Wars:Toward the Introduction of an Analyzing Framework | 橋本 晃 HASHIMOTO Akira |
論文
オーディエンスの身体:音楽享受をめぐって The Body of Audience:with the pleasure of music | 鍵本 優 KAGIMOTO Yuu |
ネットに媒介される儀礼的パフォーマンス:2ちゃんねる・吉野家祭りをめぐるメディア人類学的研究 The Ritual Performance Mediated by the Net Media Anthropological Study on Yoshinoya Festival in Channel 2 | 伊藤 昌亮 ITO Masaaki |
日本近代「美術」の成立とジャーナリズム Journalism and the foundation of Modern "Art" in Japan | 坪井 りん TSUBOI Rin |
2004年度春季研究発表会 シンポジウム
東北振興ナショナル・プロジェクトと地域ジャーナリズム | 石川 旺 |
「新聞研究」再考 | 佐藤 卓己 |
2004年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 〈オーディエンス〉の誕生 | 向後 英紀 |
2 地上波テレビのデジタル化・その展望と課題 | 清水 真 |
3 憲法とジャーナリズム | 後藤 登 |
4 地域・メディア研究をめぐる研究方法 | 森田 均 |
5 インターネットと世論形成: 二〇〇三年総選挙からイラク人質事件まで | 北村 順生 |
6 世界社会フォーラムと日本のメディア | 桂 敬一 |
7 ジャーナリズム教育を考える | 岡村 黎明 |
8 多メディア時代におけるメディア研究の可能性 | 藤田 真文 |
9 メディアの法理と社会的責任 | 渡辺 武達 |
研究会の記録(2004年4月~2004年10月)
エスニック・メディア研究の現状と課題 | 井川 充雄 |
新聞用紙から見る新聞史 | 竹山 昭子 |
『マス・コミュニケーション研究』65号(2004年7月)
特集 メディア秩序の変容と新しい公共性
特集テーマをめぐって Introduction | 藤田 真文 FUJITA Mafumi |
メディアと公共性の原理の現在:パブリック・システムとしての放送を再考する The Present Situation of Media and a Public Concept:Reconsideration of the Broadcast as a Public System | 水島 久光 MIZUSHIMA Hisamitsu |
水島論文へのコメント Commentary on MIZUSHIMA | 干川 剛史 HOSHIKAWA Tsuyoshi |
コメントへの返信 | 水島 久光 MIZUSHIMA Hisamitsu |
「オルターナティヴ・メディア」は公共的か:その再帰的公共性の考察 Are Alternative Media Public?:Theoretical Reflections on the Conceptual Construct of Being Alternative | 林 香里 HAYASHI Kaori |
林論文へのコメント Commentary on HAYASHI | 徳安 彰 TOKUYASU Akira |
コメントへの返信 | 林 香里 HAYASHI Kaori |
論文
一九三一~一九四五年化粧品広告にみる女性美の変遷 The Image of Japanese Woman's Beauty in Magazine Cosmetics Advertisements from 1931 to 1943 | 石田 あゆう ISHIDA Ayuu |
脳死・臓器移植報道に対する視聴の分析:TBS『ニュースの森』をテクストとして The Problem of the Brain Death and the Organ Transplantation on the TV News Program:Analyzing the Significations | 清水 瑞久 SHIMIZU Mizuhisa |
日本の新聞におけるSARS報道について:中国報道の宣伝的側面に関する数量分析 Study of SARS Coverage in Japanese Newspapers:Numerical Analysis Regarding the Propaganda Aspect of Chinese News Reports | 杉野 定嘉 SUGINO Sadayoshi |
第二次世界大戦初期のアメリカ政府による日本語新聞の利用: 事実統計局(OFF)および初期戦時情報局(OWI)の情報提供と編集介入を中心に The U. S. Government's Uses of the Japanese-Language Press During World War II: An Analysis of the Policies of the Office of Facts and Figures(OFF)and Office of War Information(OWI) | 水野 剛也 MIZUNO Takeya |
台湾の「コールイン討論番組」について:双方向討論番組の社会的意義 Call-in Debate Program in Taiwan:A Study of Social Meaning of the Interactive Debate Program | 林 怡蓉 LIN Ijung |
2003年度秋季研究発表会 シンポジウム
テレビ研究五〇年 | 藤田 真文 |
研究会の記録(2003年11月から2004年3月)
『マス・コミュニケーション研究』64号(2004年1月)
特集 メッセージ分析の可能性
特集テーマをめぐって Introduction | 藤田 真文 FUJITA Mafumi |
内容分析研究の展開 The Progress of Content Analysis | 日吉 昭彦 HIYOSHI Akihiko |
言説分析の新たな展開:テレビのメッセージをめぐる研究動向 New Developments in Media Discourse Analysis | 岡井 崇之 OKAI Takayuki |
内容分析研究におけるコンピュータの利用状況:米国の事例を中心として Utilizations of Computers in Content Analytical Studies | 吉田 文彦 YOSHIDA Humihiko |
エスノメソドロジー・会話分析におけるメッセージ分析の方法 An ethnomethodological and conversation analytical approach to news interview interaction | 山田 富秋 YOSHIDA Humihiko |
「ジェンダーとメディア」研究におけるメッセージ分析 'Message Analysis' in the Field of Gender and Mass Communication Studies | 四方 由美 SHIKATA Yumi |
論文
映像広告に関する理解の実践過程:「象徴」をめぐる相互行為的な実践 Viewers' Practical Understanding of Commercial Films as Advertisement | 是永 論 KORENAGA Ron |
グローバル化時代におけるエスニック・メディアの社会的機能:ニューヨーク市の日系新聞読者調査から The Social Function of Ethnic Media in Globalization | 藤田 結子 FUJITA Yuiko |
多チャンネル状況におけるチャンネル・レパートリーと情報志向性:視聴頻度別レパートリー指標からの視点 Frequency-based Channel Repertoire and Information Orientation in the Multi-channel Environment | 古川 良治 FURUKAWA Yoshiharu |
カルチュラル・スタディーズにおける批判的コミュニケーション論の再構成:スチュアート・ホールの視座転換を手がかりにして Reconstruction of critical communication theory in Cultural Studies | 山腰 修三 YAMAKOSHI Shuzo |
娯楽化する教育:「ドラえもん」のエデュテイメント教材を中心に To entertainment the education which is converted | 山田 暢子 YAMADA Masako |
第11回 日韓国際シンポジウム
2003年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 北朝鮮報道と総ジャーナリズム状況を考える | 橋場 義之 |
2 ナラティブ・ジャーナリズムの理論と展開: 「市民化」表現の日米比較 | 小玉 美意子 |
3 ファシスト的公共性と音声ナショナリズム: 『ラジオ=ファシズム』論再考 | 山口 功二 |
4 デジタル放送時代のネットワークと地域放送 | 碓井 広義 |
5 インターネット空間におけるジーナリズムの可能性 | 新井 久爾夫 |
6 ジャーナリズムおよびマス・コミュニケーショ ン教育の現状における問題点と今後の方向性: 学会員調査の結果から | 福田 充 |
7 新聞はどこへ行くのか | 藤田 高弘 |
8 小さな巨大メディア: コミック同人誌の現在⑵ | 藤田 高弘 |
9 メディア環境の変化と韓国の大統領選挙 | 岩渕 美克 |
10 地域の紛争における会議集会を放はいかに伝えるか: 議論への市民参加と情報の共有のため | 小林 直毅 |
11 地域向けニュース・情報番組の作、編成と消費 | 小林 直毅 |
研究会の記録(2003年4月~2003年10月)
裁判員制度と取材・報道の自由: 欧米の実態を踏まえて | 本橋 春紀 |
ドキュメンタリーの可能性: 過去・現在・未来 | 音 好宏 |
『ブロンディ』: 戦後日本のアメリカニゼーション | 黒田 勇 |
デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ3: インターネットによるニュース・番組の配信 | 原 由美子 |
地上デジタル放送を活用した地域情報提供の可能性 | 飯田 昌雄 |
天皇報道とラジオ | 山口 誠 |
『マス・コミュニケーション研究』63号(2003年7月)
特集 テレビ50年の光と影
はじめに Introduction | 谷藤 悦史 TANIFUJI Etsushi |
テレビとメディア・コミュニケーションの変化 Changes in Television and Media Communications | 牧田 徹雄 MAKITA Tetsuo |
「テレビと政治」の五〇年 : 創造としての政治から消費としての政治へ The Impact on Politics of the Harf-century of Television | 谷藤 悦史 TANIFUJI Etsushi |
テレビジャーナリズムの里程 The Path Taken by Television Journalism | 今村 庸一 IMAMURA Youichi |
「テレビを見ること」と消費生活 The Behavior of Television-viewing and Styles of Consumption | 高橋 徹 TAKAHASHI Toru |
テレビの未来 : 地方局の視点から The Future of Television : from a Perspective of Local Television | 市村 元 ICHIMURA Hajime |
論文
新聞記者資格制度の言説分析 : 戦前期における保護と統制 Discourse Analysis of the Qualification System for Journalists during the Interwar Period | 河崎 吉紀 KAWASAKI Yoshinori |
インターネット利用に関する日韓大学生比較研究 : 利用動機・効用の分析を中心に A Comparative Study of Internet Use by University Student in Korea and Japan | 金 相美 KIM Sangmi |
外山正一にみるメディアと芸術 : 透明化されるメディアと国民の創生 The media and Art on the texts of Masakazu Toyama : The naturalized media and the birth of a nation | 清水 瑞久 SHIMIZU Mizuhisa |
「聴く習慣」、その条件 : 街頭ラジオとオーディエンスのふるまい The Practices of "Listening" in the History of Early Broadcasting and its Contribution to the Creation of Radio | 山口 誠 YAMAGUCHI Makoto |
2002年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディアの市民化と言論・表現の自由再考 | 小玉 美意子 |
2 "有事"とジャーナリズム | 飯室 勝彦 |
3 市民アクセス番組づくりの空間 | 浅野 保煕 |
4 新聞はどこに行くのか | 赤尾 光史 |
5 ディスクールとしての若者文化 : 「ヤング」というタームをめぐって | 早川 洋行 |
6 「声」のドキュメンタリー : 戦後日本のラジオ放送における「社会番組」の成立とその可能性 | 山口 誠 |
7 インターネット携帯電話のマスメディアとしての可能性をさぐる | 岡田 朋之 |
8 テレビは政治を変えたのか | 藤田 博司 |
9 対テロ戦争報道を検証する その一 | 北村 文夫 |
研究会の記録(2002年11月~2003年3月)
日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』62号(2003年1月)
特集 メディアイベントとしてのスポーツ
はじめに | 渡辺 潤 |
メディア・スポーツの変容 : 「平和の祭典」からポストモダンの「メディア・イベント」へ Transformation of Media Sports | 黒田 勇 KURODA Isamu |
W杯と日本の自画像、そして韓国という他者 2002 FIFA World Cup Korea/Japan: the Politics of National Identity in the Japanese Context and Korea | ファン ソンビン HWANG Seongbin |
ジェンダー化された身体とスポーツ The body gendered through the sports media program | 田中 東子 TANAKA Toko |
ワールドカップ実況放送の現場から Form the Scene: Live Coverage of the World Cup | 山本 浩 YAMAMOTO Hiroshi |
論文
女性雑誌における東アジア観光都市のイメージ : 三重化するオリエンタリズムとグローバル化の交錯 The Images of East Asian Cities for Tourism in Women's Magazines; Triple Aspects of "Orientalism" and Globalization | 岡田 章子 OKADA Akiko |
モノグラフ・サヴァイヴァル : アメリカにおける学術出版の電子化と「人文学の危機」 Can Monographs Survive the "Monograph Crisis"? The Cultural Politics of Electronic Scholarly Publishing and the "Humanities Crisis" in the United States | 長谷川 一 HASEGAWA Hajime |
"みんな"の『みんなのうた』 : NHK音楽番組の生産・消費をめぐる一考察 Music culture and Television in Japan ; a study of the NHK music program 'MINNA NO UTA' | 葉口 英子 HAGUCHI Hideko |
コミュニティFMによるインターネット放送 : インターネット時代における地域メディアの新しい展開 Internet Broadcasting via Community FM; New Developments in Local Media in the Internet Age | 坂田 謙司 SAKATA Kenji |
メディアとしてのWebの成長を測る : サーチロボットを使ったWebコンテンツ統計調査の試み Measuring the growth of the Web; A new robot-based approach to estimating the size of the Web | 内田 斉 UCHIDA Hitoshi |
ユーゴスラビア空爆におけるメディア統制とプロパガンダ Media Control and Propaganda in the Kosovo War | 橋本 晃 HASHIMOTO Akira |
日本マス・コミュニケーション学会50周年記念式典・会長式辞
2002年度春季研究発表会 シンポジウム
2002年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 集団的過熱取材を巡るメディアの規制と自律 | 服部 孝章 |
2 "ジェンダー"はマス・コミュニケーション研究者の問題意識と方法にどのような影響を与えるか? : ジェンダーを横目でみているあなたに | 国広 陽子 |
3 メディア・イベントの社会文化史 | 吉見 俊哉 |
4 IT時代における放送制度のあり方を考える | 市村 元 |
5 ブロードバンド・携帯時代の新規メディアを地域にどう生かすか | 川喜田 尚 |
6 住民投票とローカル・ジャーナリズムの課題 | 大石 裕 |
7 新聞はどこへ行くのか | 篠原 俊行 |
8 テレビの日常性とオーディエンス | 毛利 嘉孝 |
9 視聴者と放送局をつなぐ回路の現状 | 田原 茂行 |
研究会の記録(2002年4月~2002年10月)
女性を定義すること、そしてメディアの女性定義 | 土橋 臣吾 |
デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ2 : ブロードバンドのコンテンツ・ビジネスの抱える課題と展望 | 原 由美子 |
IT時代における放送のあり方 : 文化と制度を中心に | 村澤 繁夫 |
メディア・リテラシーのグローバルな展開と実践 : その基本概念と基本的条件 | 鈴木 みどり |
2002年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』61号(2002年7月)
特集Ⅰ シンポジウム
日本マス・コミュニケーション学会50年 : 「回顧と展望」 Half Century of The Japan Society for Studies in Journalism and Mass Communication | 内川 芳美, 春原 昭彦, 竹内 郁郎, 清原 慶子, 石川 旺 |
特集Ⅱ 国際シンポジウム
紛争と妥協 : 北アイルランド紛争報道の諸問題(メディア・政治・権力) Conflict and compromise : the problematics of reporting Northern Ireland 'troubles'(Media・Politics・Power) | ゲーバー アイバー GABER Ivor |
メディア・デモクラシー : メディアは政治システムをどのように変えるか(メディア・政治・権力) Media Democracy : How the Media Transform the Political System(Media・Politics・Power) | ドンスバッハ ヴォルフガング DONSBACH Wolfgang |
合衆国における政治的シニシズム : 新旧のコミュニケーション・メディアによって実現した効果(メディア・政治・権力) Political Cynicism in the United States : Effects Realized through New and Old Communication Media(Media・Politics・Power) | カペラ ジョセフ・N CAPPELLA Joseph N. |
論文
文字情報は成長を続けている : 情報流通センサス二十年の分析 The Continued Growth of Text Information : An Analysis of The Information Distribution Census for the Past 20 Years | 秋山 哲 AKIYAMA Tetsu |
週刊誌『アサヒ芸能』にみる性風俗生成の仕組み The Production of Sei-Fuzoku in Asahi Geino | 景山 佳代子 KAGEYAMA Kayoko |
一九二〇年代における新聞記者の学歴 : 日本新聞年鑑所収「名鑑」の分析を通して Educational Careers of Journalists in the 1920s | 河崎 吉紀 KAWASAKI Yoshinori |
ラジオにおける女性パーソナリティの役割 : 女性ラジオパーソナリティへのインタビューから Role Expectations of Female Radio Personalities in Radio Communication : Interviews with Female Radio Personalities | 北出 真紀恵 KITADE Makie |
在日朝鮮人メディア研究序説 : GHQ占領下における在日朝鮮人新聞の成立と変容 The Emergence of the Korean Newspapers in U.S. Occupied Japan | 小林 聡明 KOBAYASHI Somei |
草創期<ラジオの「姿」> : 婦人雑誌が伝えた家庭生活とラジオの関係 Early "Images" of the Radio : The Relationship between Radio and Domestic Life in Magazines for Women | 坂田 謙司 SAKATA Kenji |
東欧旧社会主義国における国営テレビの変容 : チェコ・スロヴァキアの事例を中心に Changes in National Television during the Communist Regime in Communist Czechoslovakia | 清水 真 SHIMIZU Makoto |
エスニック・メディアのニュース制作 : ニューヨーク市の日系新聞を事例として News Production of Ethnic Minority Media : A Case Study of Japanese Newspapers in New York City | 藤田 結子 FUJITA Yuiko |
インターネットが「視聴者→テレビ局」のフィードバック過程に及ぼしている影響に関する一考察 : TBSのWebサイトの機能分析を中心として How the Internet Has Changed the Relationship Between TV Broadcasters and Their Audiences, with Special Attention to the Changing Feedback Process | 松野 良一 MATSUNO Ryoichi |
日系アメリカ人仮収容所における新聞検閲 : 収容所規則と新聞検閲の一般的特徴 Newspaper Censorship at Japanese-American Assembly Camps During World War II : Center Regulations and Some Major Characteristics of Censorship | 水野 剛也 MIZUNO Takeya |
2001年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディア政治の現状と将来 | 谷藤 悦史 |
2 中国におけるジャーナリズム、ジャーナリスト教育の現在を考える | — |
3 メディア規制と日本のジャーナリズム | 服部 孝章 |
4 ナショナリズムとメディア : 言論の自由はどう行使されるか | 渡辺 武達 |
5 マスコミの冷笑主義(シニシズム)の政治的影響 | 高瀬 淳一 |
6 戦時性暴力の表象と公共電波の危機をめぐって | — |
7 ジェンダーとメディア研究における時間と空間 | 小玉 美意子 |
8 国家意識の総動員と映画 | 有山 輝雄 |
9 放送のクロス・オーナーシップを考える | 音 好宏 |
10 学校教育におけるメディアリテラシー | 白石 信子 |
11 設立五〇周年記念京都フォーラム メディアと政治的権力 : 社会の民主化プロセスとメディアの役割 | 渡辺 武達 |
研究会の記録
新聞・放送資料の所在情報と利用方法 | 木田 実, 橋本 美紀 |
訂正放送制度の運用実態と課題 | 田島 泰彦, 海部 一男 |
テレビメディアと危機報道を考える : 米国・同時多発テロ報道を手がかりに | 藤田 博司, 斉藤 道雄 |
デジタル時代のコンテンツを考えるシリーズ1 : ブロードバンド時代 一人称での映像情報発信 | 真咲 なおこ |
デジタル放送と在阪民放局の戦略 | 山村 啓介 |
新しい歴史資料を検証する | 錦織 正文, 山名 哲史 |
移動電話サービスのグローバル展開と利用者の情報行動 | ビヨルン ミカエル, 羽渕 一代 |
メディアはどのようにして「ジェンダー」を構築するのか? : 英国のメディア状況とcultural studiesにおける'gender'をキーワードとする研究を手掛かりにして | 飯塚 浩一 |
テレビメディアと危機報道 : エスニック・メディアの視点から | 白水 繁彦 |
テレビ番組研究の可能性 : 一九六〇年代のドキュメンタリー | 丹羽 美之 |