『マス・コミュニケーション研究』60号(2002年1月)
特集 パワフル・メディア論再考
「パワフル・メディア論再考」をめぐって | 白石 信子 |
議題設定研究の新たな課題 New challenges for agenda-setting research | 竹下 俊郎 TAKESHITA Toshio |
テレビと現実認識 : 培養理論の新たな展開を目指して Cultivation Theory Revisited : Another Look at the Theory, with Implications for Future Research | 斉藤 慎一 SAITO Shinichi |
沈黙の螺旋理論の展開 The spiral of silence theory : Reexamining its theoretical assumptions and the concept of the hardcore | 安野 智子 YASUNO Satoko |
マス・メディアと権力主体・媒介・場 Power in Mass Media : subject, medium or space | 藤田 真文 FUJITA Mafumi |
論文
朝鮮戦争におけるアメリカのプロパガンダ放送とNHK Propaganda Broadcasts of the United States and Their Relation to NHK during the Korean War | 井川 充雄 IKAWA Mitsuo |
議題設定もうひとつの潮流 : 単一争点長期アプローチ Another Approach to Agenda-Setting : Single-Issue Longitudinal Modeling | 小室 広佐子 KOMURO Hisako |
インドネシアの国家開発とマスメディア : 「サンブンラサ・コミュニケーション」と「クロンプンチャピル」 National Development and Mass Media in Indonesia : "Sambung Rasa Communication" and "Kelompencapir" | 坂田 邦子 SAKATA Kuniko |
『平凡』読者の連帯と戦後大衆文化 Togetherness among Heibon Readers and the Popular Culture of Postwar Japan | 阪本 博志 SAKAMOTO Hiroshi |
ニュース・テクストのイシュー連関構造分析 Issue-Relevance Structure in a News Text | 鈴木 努 SUZUKI Tsutomu |
間柄としてのメディア・コミュニケーション : 和辻哲郎の主体論を手がかりに The Possibility of the "Aida-Gara" Model in Media Study | 富山 英彦 TOMIYAMA Hidehiko |
2001年度春季研究発表会 シンポジウム
マス・コミュニケーション研究の起源を問い直す : ドイツ、アメリカ、日本におけるメディア研究の二〇世紀 | 土屋 礼子, 佐藤 卓己, 藤田 真文, 高橋 直之, 成田 龍一, 津金澤 聡廣, 吉見 俊哉 |
放送のデジタル化と公共性 | 渡辺 武達, 重延 浩, 田原 茂行, 片桐 松樹, 中村 耕治, 濱田 純一, 柳澤 伸司 |
二一世紀のメディアをジェンダーの視点から拓く | 加藤 春恵子, 源 啓美, 村松 泰子, 福由 雅子, 伊藤 守, 宮崎 寿子, 諸橋 泰樹 |
2001年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 デジタル放送の展開とコンテンツ | 福岡 徹, 川越 利伸, 伊豫田 康弘, 吉本 秀子, 岡村 黎明 |
2 二〇世紀メディアとしての放送 | 黒田 勇, 後藤 和彦, 須藤 春夫 |
3 〈テレビの世界〉と視聴者の変容 | 上滝 徹也, 小林 直毅, 成田 康昭, 藤竹 暁 |
4 テレビとスポーツ中継のポリティクス : 『ナショナルなもの』の現代的位相 | 山本 浩, ファン ソンビン, 阿部 潔 |
5 大衆文化読解の方法 : 広告における『視覚的なもの』の分析 | 谷本 奈穂, 中村 秀之, 小川 博司 |
6 地域活性化とマルチメディアの可能性 : 北海道栗山町の実践から | 伊藤 正剛, 加藤 敏春, 須藤 修, 阿部 裕行 |
7 報道被害と新聞の対応 | 田中 早苗, 佐藤 公正, 高橋 道映, 権田 萬治, 塚越 喜昭 |
8 新聞各社の苦情対応組織とメディア責任制度 | 山際 永三, 河野 義行, 浅野 健一 |
研究会の記録(2001年4月~2001年10月)
日米関係報道における両国メディアのパーセプション・ギャップ : 米国パプリック・ラジオの日本関連報道事例を考える | ワイナー エリック, 坂上 敏子, 金山 勉 |
新聞・放送資料の所在情報と利用方法 | 木田 実, 橋本 美紀, 山口 誠 |
訂正放送制度の運用実態と課題 | 田島 泰彦, 海部 一男, 市村 元 |
2001年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』59号(2001年7月)
特集 変貌と模索の中のマス・コミュニケーション教育
大学教育における<送り手>教育の試み An attempt to make "senders" in the mass communication education | 飯塚 浩一 IIZUKA Koichi |
新しいメディア教育の試み Practice of media education in Ritsumeikan University | 柳澤 伸司 YANAGISAWA Shinji |
文理融合によるディジタル時代の「メディア・エキスパート」育成の試み Educating Media Experts for the Digital Era : Challenges Facing the School of Media Science in the Integration of Social Science, Technology and Arts | 清原 慶子 KIYOHARA Keiko |
コミュニケーション学部の設計と建設 : 九年間の"一貫"教育体系へ Communicator Education at Tokyo Keizai University | 田村 紀雄 TAMURA Norio |
「情報学」の構築 Constructing "Informatics" | 小田原 敏 ODAWARA Satoshi |
ジャーナリズム・マス・コミュニケーション教育の現在 : 日米の教育調査から Today's Journalism/Mass Communication Education | 大井 眞二 OI Shinji |
論文
アメリカ大統領選挙と国民の政治参加 : メディアの功罪 Political Participation in American Presidential Elections:The Positive and Negative Functions of the Media | 飽戸 弘 AKUTO Hiroshi |
米国ジャーナリズムにおけるコンピューター援用取材(CAR)の革新性と問題点 Computer-Assisted Reporting, CAR : Innovations and Problems in U.S.Journalism | 井上 泰浩 INOUE Yasuhiro |
韓国・北朝鮮首脳会談に関するテレビ報道の内容分析 An Analysis of Japanese TV News Coverage of the Inter-Korean Summit | 金 京煥 KIM Kyung-Hwan |
台湾におけるメディア公共圏の生成と変容 : 地下媒体の発展史を中心に Emergence and transformation of the media-public sphere in Taiwan | 本田 親史 HONDA Chikafumi |
テレビ・ドキュメンタリーの成立 : NHK『日本の素顔』 Formation of Documentary in Japanese Television | 丹羽 美之 NIWA Yoshiyuki |
コミュニティ放送局のインターネット利用 The community broadcasting station on the Web | 森田 均 MORITA Hitoshi |
広告倫理の議論に向けての一考察 : マーケティング的広告研究と社会情報的広告研究の架橋 A study of "Advertizing Ethics" for rational discussions : bridging between advertizing research in Marketing Studies and research in Socio-Information Studies | 水野 由多加 MIZUNO Yutaka |
2000年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
研究会の記録(2000年11月~2001年3月)
グローバル情報化と新しい韓国放送法 | 黄 盛彬 |
テレビの政治的役割に関する史的分析 | 谷藤 悦史 |
電話帳の社会史をめぐって | 松田 美佐 |
デジタル化時代の地方テレビ局とコンテンツのあり方 | 渡辺 武達 |
『被疑少年のプライバシー保護』と表現の自由 | 前澤 猛 |
視覚表象への社会学的アプローチ : 視覚社会学の試み | 谷藤 悦史 |
日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』58号(2001年1月)
特集 情報技術の進展とメディア秩序の変容
特集テーマに寄せて Development of Information Technology and Changes of Media Order | 編集委員会 Editorial Committee |
東南アジアの開発主義とメディア政策 : 国際競争の進展のなかで Transformation of Information and Mass-Media Policies in Southeast Asian Countries | 内藤 耕 NAITO Tagayasu |
米テレビ市場におけるメディア間勢力地図の変遷と最近の動向 Overview of the US TV Industry in the Multichannel Age | 山口 秀夫 YAMAGUCHI Hideo |
ヨーロッパにおけるマス・メディアの変容 Changes in the Mass Media Order in Europe | 広瀬 英彦 HIROSE Hidehiko |
デジタル情報化と東アジアのメディア文化 : 韓国社会、華人社会におけるメディア実践と文化形成 East Asian Media Culture in the Digital Age : Practice and the Cultural Formation of New Media in Korea and in overseas Chinese communities | 水越 伸, 金 亮都, 劉 雪雁 MIZUKOSHI Shin, KIM Yangdo, LIU Xueyan |
論文
フレーム形成過程に関する理論的一考察 : ニュース論の統合化に向けて A study of the frame-building process : toward a synthesization of news theory | 烏谷 昌之 KARASUDANI Masayuki |
デジタル情報時代の新聞経営 A Study of Newspaper Business in the Digital Information Age | 土井 正 DOI Tadashi |
「プレスの社会的責任理論」再訪 : 「米国プレスの自由委員会」一般報告書提出から53年を経て Reclaiming the Social Responsibility Theory of the Press : more than half a century after the Hutchins Report | 林 香里 HAYASHI Kaori |
日系アメリカ人強制収容所における新聞の「検閲」と「監督」 : 立ち退き・収容初期における政府の新聞発行・管理政策 Censorship and Supervision of Newspapers in Wartime Japanese American Camps : An Examination of the Camp Authorities' Newspaper Control Policy in the Early Stage of Mass Evacuation and Internment | 水野 剛也 MIZUNO Takeya |
『ニューヨークタイムズ』におけるOp-Edページの展開 A Study of the Op-Ed Page of The New York Times | 茂木 崇 MOGI Takashi |
市場競争とともに発展する中国のテレビ放送 : 中央テレビの広告オークションを中心に The Development of Television under the Economic Reforms : An Analysis of the Advertising Auction of Chinese Central Television | 楊 霜 YOU Sou |
参加者固定CMCにおける対人関係 : 発言数と発言応答構造の分析を通じて Interpersonal relationships in a closed computer-mediated communication | 山下 玲子, 藤島 喜嗣, 村田 光二 YAMASHITA Reiko, FUJISHIMA Yoshitsugu, MURATA Koji |
2000年度春季研究発表会 シンポジウム
マス・コミュニケーション研究と大学教育 : 21世紀のジャーナリズム教育の課題 | 有山 輝雄, 友野 庄平, 田村 紀雄, 大井 眞二, 前川 昌夫, 後藤 和彦, 加藤 晴明 |
メディアと二十世紀の文化 : <関西>の視点から考える | 黒田 勇, 長谷 正人, 鷲田 清一, 水越 伸, 加藤 春恵子, 岡田 朋之 |
2000年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 視聴者類型から見るオーディエンス像とテレビの世界 | 藤竹 暁, 藤原 功達, 井上 宏, 小林 直毅 |
2 家族とテレビ : その歴史的ダイナミズムを考える | 無藤 隆, 水野 博介, 伊藤 守, 竹下 俊郎 |
3 デジタル・メディアと新たなオーディエンス | 神保 哲生, 平井 誠信, 北村 順生, 見城 武秀 |
4 リテラシーとイメージギャップ : 日韓関係を中心に | 笹田 佳宏, 金 龍徳, 大畑 裕嗣, 黒川 貢三郎 |
5 デジタル・ネットワーク時代のジャーナリズムの可能性 | 吉村 卓也, 光森 史孝, 下山 進, 森 治郎, 市村 元 |
6 日本におけるメディア史研究の源流 | 佐藤 卓己, 広瀬 英彦, 土屋 礼子 |
7 スポーツ放送の商業化と公共性をめぐって | アンドレアス シェラー, 村上 武則, 鈴木 秀美, 村瀬 眞文 |
研究会の記録(2000年4月~2000年10月)
メディア融合とテレビの機能の変容 | 古川 良治, 見城 武秀 |
テレビ番組における[東京のまなざし] : 関西ローカルの葛藤 | 東浦 陸夫, 黒田 勇, 阿部 潔 |
メールマガジンと新しいジャーナリズムの可能性 | 神田 敏晶, 小田原 敏, 石田 佐恵子 |
ハンガリーの経済学者が見た日本のマスメディア | ガーボル バコシ, 東元 春夫 |
エレノア・ルーズベルトと日本 : マス・メディアによって国際的な理解をめざした一女性の影響力 | モーリン ビアズリー, 小平 さち子, 武市 英雄 |
多文化社会とメディア : 在日外国人の急増と日本のメディア | アンジェロ アキミツ・イシ, 白水 繁彦 |
新・新聞論理綱領と公共的使命 | 中馬 清福, 門奈 直樹 |
2000年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』57号(2000年7月)
特集 マス・メディア批判の軸をめぐって
特集テーマに寄せて On Axis of Mass Media Criticism | Editorial Committee |
<受け手主体>とは何か : 教養-リテラシー-について What is <Audience-Subjectivity>? : On Literacy | 江藤 文夫 ETOH Fumio |
新聞批判とジャーナリズム倫理 Criticism of newspapers and journalistic ethics | 柳澤 伸司 YANAGISAWA Shinji |
放送における自己批判システムの一考察 A discussion of the self-criticism system in the Japanese television industry | 小玉 美意子 KODAMA Miiko |
政治家とジャーナリストの関係を検証するための試み Media Critique by the Political Elite : From the Aspect of Interpersonal Communication | 金山 勉 KANAYAMA Tsutomu |
大衆の視点と専門家の使命 The Role of the Masses in Criticism of the Mass Media | 横山 滋 YOKOYAMA Shigeru |
論文
ケーブルテレビの加入決定要因 Exploring the Determinants of CATV Subscription | 八ッ橋 武明 YATSUHASHI Takeaki |
テレビと新聞が伝えるニュースの重複と分化 Consonance and differentiation of news items transmitted through television networks and national newspapers in Japan | 萩原 滋 HAGIWARA Shigeru |
社会的コミュニケーション論から見た国民形成過程 : 文化の共有と「想像」の相互作用 Reconsidering the Process of Nation-Building from the Viewpoint of Social Communication Theory : The Interaction of'Imagination'and sharing the culture | 津田 正太郎 TSUDA Shotaro |
中井正一とコミュニケーションの双方向性 Masakazu Nakai and his theory of interactive communication | 後藤 嘉宏 GOTO Yoshihiro |
天皇制のレトリック : 《崩御》の仕組み Rhetorics of the Emperor System : Structure of'Hogyo' | 近藤 佐知彦 KONDO Sachihiko |
佐藤智雄先生を偲ぶ In Memory of Professor Tomoo Sato | 林 茂樹 HAYASHI Shigeru |
1999年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 イメージソング以後の広告音楽 : 自立する音楽産業と多様化する広告表現 | 小川 博司, 粟谷 佳司, 成田 康昭, 加藤 晴明 |
2 テレビドラマ解読の方法 | 阿部 孝太郎, 上滝 徹也, 藤田 真文 |
3 男女共同参画社会基本法とメディア | 岩男 寿美子, 丹羽 俊夫, 関 千枝子, 水越 伸 |
4 放送と通信の融合とメディア法の行方 | 林 紘一郎, 長谷部 恭男, 鈴木 秀美 |
5 今、放送の公共性とは? | 川崎 泰資, 渡辺 武達, 服部 孝章 |
6 日本における放送政策の形成過程の特質と問題点 : 「地上デジタル放送懇談会報告」を事例に | 須藤 春夫, 松岡 新兒, 砂川 浩慶 |
7 新局面を迎えたプライバシー問題とジャーナリズムの対応 | 松井 茂記, 飯室 勝彦, 松浦 康彦 |
8 デジタル・ジャーナリズムの可能性と課題 : インターネットは取材・報道をどう変えるか | 青柳 光郎, 河邑 厚徳, 村木 良彦, 音 好宏 |
9 現代デモクラシーと熟慮(deliberation)プロセス : 現代論形成の一側面 | 川岸 令和, 大石 裕, 谷藤 悦史 |
10 メディア史研究の方法をめぐって | 飯塚 浩一, 有山 輝雄, 竹山 昭子 |
11 テレビニュース番組の娯楽化(エンターテイメント化)傾向を考える | 萩原 滋, 渡辺 興二郎, 横山 滋 |
12 「放送と人権等権利に関する委員会機構(RBO)」の経験から報道評議会を展望する | 山下 幸夫, 浅野 健一, 山本 武利 |
研究会の記録(1999年11月~2000年3月)
携帯電話におけるコンテンツ・サービスの可能性 : iモードとeビジネス | 松永 真理, 北村 順生 |
ジャーナリズム意識の周辺 | 渡辺 久哲, 雨森 勇, 国広 陽子 |
インターネットにおけるコンテンツ・サービスの可能性 | 塚本 良江, 松田 美佐 |
モダン都市の〈読者階級〉 : 大正末・昭和初期のサラリーマン読者 | 永嶺 重敏, 井川 充雄 |
政治ジャーナリズムの改革を目指して : 朝日新聞の試み | 吉田 慎一, 天野 勝文 |
テレビ視聴行動理論化のために | 牧田 徹雄, 安川 一, 橋元 良明 |
日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』56号(2000年1月)
特集 メディア支配と言論の多様性
特集テーマをめぐって Control of The Media and Diversity of Speech and Press Editorial Note and Reviews of the Theme | 編集委員会 Editorial Committee |
メディア企業の国際支配を考える On international Control of Media Organizations | 鈴木 雄雅 SUZUKI Yuga |
日本におけるメディア支配と言論 Control of the Media and Speech in Japan | 石川 真澄 ISHIKAWA Masumi |
一九三〇年四〇年体制と言論の多様性 Diversity of the Press in the 1930s and 1940s | 有山 輝雄 ARIYAMA Teruo |
論文
《意味》への抗い : 中井正一の映画=メディア論をめぐって Resistance to Meaningfulness : An Essay on Nakai Masakazu's Media Theory | 北田 暁大 KITADA Akihiro |
<土に還る>文明批評家、室伏高信のメディア論 The Media Theory of "Returning to the Earth, " Murobuse Koshin a Critic of Civilization in the Taisho Era | 石田 あゆう ISHIDA Ayu |
インドシナ共産主義政党とマスメディア : ラオスとベトナムの新聞統制 Mass Media and the communist governments in Indochina : A comparative analysis of control over newspapers in Laos and Vietnam | 松本 悟 MATUMOTO Satoru |
ポピュラー・カルチャーとしてのタブロイド : ドイツの「タブロイド・テレビ」をめぐって Tabloids as Popular Culture : On the ′Boulevard Magazin′ in Germany | 横山 香 YOKOYAMA Kaori |
ニュース報道におけるメディア間の共振性の検証 A test of inter-media consonance in news reporting | 張 寧 ZHANG NING |
新聞教育の構想 : 一九五〇年代、新聞界の言説を中心に The Conception of Newspaper Education : On Discourse in the Press in the 1950s | 河崎 吉紀 KAWASAKI Yoshinori |
近代日本における電話に対する期待と予測 : 普及初期のメディアとその社会的影響 Expectations for the Telephone in Modern Japan : The Social Impact of Media Technology in Its Infancy | 松尾 浩一郎 MATSUO Koichiro |
日系アメリカ人立ち退き・収容におけるアメリカ政府の邦字紙管理政策一九四一〜一九四二 The Federal Government's Japanese-Language Press Control Policy From Pearl Harbor to Internment | 水野 剛也 MIZUNO Takeya |
米国ジャーナリズム研究・教育のスタンダード : 「ブライヤー・アプローチ」の史的考察 A Historical Analysis of the "Bleyer Approach" : The Starting Point of Journalism Research and Education | 別府 三奈子 BEPPU Minako |
米エリート紙における日本の首相報道 : 逸脱理論、覇権理論による偏向の研究 Bias in U.S. Elite Press : Coverage of Four Japanese Prime Ministers | 井上 泰浩 INOUE Yasuhiro |
一九九六年米大統領選のテレビ・コマーシャルに見る政策争点情報と感情アピール : 外交・安全保障を例として Issues, affect, and negativity : Content analysis of the 1996 U.S.presidential foreign policy ads | 小野 恵子 ONO Keiko |
1999年度春季研究発表会 シンポジウム
ジャーナリズムの社会的責任再考 | 杉江 良之, 熊坂 伸広, 原 寿雄, 岡村 黎明, 谷藤 悦史 |
マス・メディアとしてのインターネット | 藤田 高弘, 野崎 茂, 合庭 惇, 小林 宏一, 北村 日出夫 |
1999年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 情報の出所(Attribution)軽視とニュース・アイデンティティの欠落 | 前沢 猛, 寺井 睦久, 奥田 崇之, 近藤 健 |
2 人権と犯罪報道の現在 : 和歌山カレー事件報道を検証する | 木村 哲也, 浅野 健一, 山際 永三, 土屋 礼子 |
3 多チャンネル時代の映像メディア : 機能とコンテンツを考える | 福島 真平, 金山 勉, 嶋内 義明 |
4 電子ネットワーク上の″インタラクティブ・コミュニケーション″によって生み出される″バーチャル・コミュニティ″の可能性と課題 | 湊 光行, 三上 俊治, 是 永論, 瀧口 樹良 |
5 デジタル化と視聴者の利益 | 三神 正人, 上村 修一, 黒田 勇 |
6 日本型メディア・システムの未来像 : 不偏不党の評価と可能性をめぐって | 柴山 哲也, 山本 武利, 藤田 博司 |
7 子どものテレビ視聴とリアリティ形成 | 山下 玲子, 白石 信子, 常木 暎生 |
8 日本におけるインターネット上での電子出版を取り巻く環境 | 岡田 智博, 大口 岳人, 安川 一 |
9 「メディアの議題設定機能」をめぐって | 竹下 俊郎, 斉藤 慎一, 村松 泰子 |
研究会の記録(1999年4月~1999年10月)
デジタル時代と放送倫理 | 市村 元, 平塚 千尋 |
メディア史における国民化-総力戦体制-グローバル化 | 佐藤4卓己, 芝田 正夫 |
情報公開時代のメディアの役割 | 朝比奈 豊, 山田 健太 |
クリントン大統領のキャンペーン・コミュニケーション : 選挙と政権運営における世論戦略とメディア利用 | 平林 紀子, 水野 博介 |
デジタル時代の放送とサッカー | 牛木 素吉郎, 黒田 勇 |
ハリウッドとレッドパージ | 奥野 昌宏, 村瀬 真文 |
「観察者の系譜」再考 | 遠藤 知巳, 伊藤 守 |
新しい学習指導要領と『情報』 | 山内 祐平, 水越 伸, 塚越 喜昭 |
「基幹放送」とは | 若林 宗男, 植田 記康, 伊豫田 康弘 |
1999年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』55号(1999年7月)
特集 転換期のマス・メディア
「往来交通」のコミュニケーション時代は来るか Will the Time of Interactive Communications Come in the Next Century? | 山本 武利 YAMAMOTO Taketoshi |
デジタル放送時代のテレビジョン : 実践的放送哲学論 Television in the Digital Broadcast Age : Practical Broadcasting Philosophy | 重延 浩 SHIGENOBU Yutaka |
ラジオ、二〇世紀のメディア意味空間の「原点」 : 《音・声》をモチーフに Radio : The Origin of the Semantic Space of the Media in the 20th Century | 北村 日出夫 KITAMURA Hideo |
映像メディアの地平 Horizontal Perspect of "Image Media" | 野崎 茂 NOZAKI Shigeru |
今世紀、新聞はどのようなメディアであったか : 「社会的責任意識」を手掛かりとして What Kind of Role Has the Japanese Newspapers Played in the 20th Century? : Mainly Concerning Their Consciousness of Social Responsibility | 赤尾 光史 NOZAKI Shigeru |
デジタル時代の出版メディア Publication Media in the Digital Age | 植田 康夫 UEDA Yasuo |
マスメディアの国際環境監視機能と報道枠組み : ジャーナリズムの行方 Surveillance Function of Mass Media and Frames of International Events : Transformation of Japanese Journalism in the Post-War Years | 鶴木 眞 TSURUKI Makoto |
オーディエンスの変容を〈記述〉する視点と方法 : オーディエンス・スタディーズとメディア消費の空間論 The Changing Paradigm of Television Audience Studies and Transformation of Audience | 伊藤 守 ITOH Mamoru |
論文
プリクラ・コミュニケーション : 写真シール交換の計量社会学的分析 The Iconic Communication through "Print-club" Photo Stickers | 栗田 宣義 KURITA Nobuyoshi |
映像におけるリアリティの由来 : 精神分析的アプローチの可能性の中心 Analysis of Reality in 'Image' | 佐々木 和彦 SASAKI Kazuhiko |
EU統合と汎欧州民間テレビニュース局『ユーロニューズ』 : ナショナル・コンテキストからヨーロピアン・コンテキストへの試み European Unification Under the EU Media Policies and 'EURONEWS' : From National Context to European Context | 鈴木 弘貴 SUZUKI Hirotaka |
テレビにおける暴力 : その実態と培養効果 Violence on Japanese Television : Its Content and the Cultivation Effect | 中村 功 NAKAMURA Isao |
「新聞の景品競争」の限界に関する一考察 : 英国「デーリー・ヘラルド紙」の教訓 Review of the Gift-Offering-Sales Promotion of Newspaper in Japan : A Lesson of The Daily Herald history in England | 前澤 猛 MAEZAWA Takeshi |
1998年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 コンピュータに媒介されたコミュニケーション研究の射程 | 水越 伸 |
2 デジタル下の公共サービス放送 | 石川 明 |
3 市民的アクセス・チャンネルの展望 : デジタル化を迎えて | 平塚 千尋 |
4 客観報道の過去・現在・未来 : 客観報道をめぐる議論のレビューと今後の研究の展望について | 大石 裕 |
5 VチップVSメディア・リテラシー | 井上 輝子 |
6 メディア融合とジャーナリズム : 電子メディアはジャーナリズムを変えるか | 山田 健太 |
7 インターネット・コミュニケーションの特質 | 岩田 温 |
研究会の記録(1998年11月~1999年3月)
アジアにおけるインターネットの規制状況 | 久保 悌二郎 |
クリントン不倫報道とジャーナリズム | 藤田 博司 |
タブロイダイゼーションとメディア | 池田 恵美子 |
改革開放過程下の中国におけるメディア状況 : 放送とインターネットを中心に | 水越 伸 |
日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』54号(1999年1月)
特集 マス・メディアと子ども
「子どもとメディア」研究の動向 : 新たな研究の方向をさぐるために Trends in Research on Children and the Media : Toward Studies in a New Era | 小平 さち子 KODAIRA Sachiko |
子どもとマスメディアの関係 : 因果論から生態学的システム論へ Relationships Between Children and Mass Media : From a Causal Model to an Environmental System Model | 無藤 隆 MUTOU Takashi |
子どもをめぐるメディア環境を考える : グローバルな視野から Young People and the Media as Their Living Environment : Why It Matters? | 鈴木 みどり SUZUKI Midori |
小学生と親とテレビ Children, Parents and TVs | 白石 信子 SHIRAISHI Nobuko |
少年事件報道の"自由と規律" : 表現の自由からのアプローチ Reporting Restrictions on Juvenile Crimes & Juvenile Court Proceedings : From the Standpoint of Freedom of Expression | 田島 泰彦 TAJIMA Yasuhiko |
アニメーション番組の研究 : 「ポケットモンスター」の場合 A Study of Popular Japanese Televised Animation : the "Pocket Monster" Case | 畠山 兆子 HATAKEYAMA Choko |
論文
『3年B組金八先生』の「質的」内容分析と受け手の反応 'Qualitative' Content Analysis and Viewers' Reactions of the Televised Drama. | 小川 有希子 OGAWA Yukiko |
長野オリンピック実施にともなうスポーツ・イメージの変容 The Change of Sports Image in the Nagano Olympic Winter Games | 神原 直幸 KAMBARA Naoyuki |
神戸小学生殺害事件報道における識者コメントの内容分析 : 容疑者逮捕前の犯人像に関するコメントの質的分析 Content Analysis of Expert Comments Regarding the Kobe Elementary School Boy Murder | 小城 英子 KOSHIRO Eiko |
情報の双方向性とパッケージ資料 : メディアの複製可能性との関わりのなかで Interactive Acts: Meaning of Package in the Information World | 後藤 嘉宏 GOTO Yoshihiro |
「メールのやりとり」という行為はいかにして可能か : 相互行為的実践としてのCMCの分析 What Makes the "Interaction" on E-mail Possible? : An Analysis of CMC as Interactional Practice | 是永 論 KORENAGA Ron |
読書空間論 : 意味の生産現場としての図書館 The Theory of the Reading Space : The Library as Semantic Field | 富山 英彦 TOMIYAMA Hidehiko |
日系アメリカ人戦時収容所のキャンプ新聞と冬期休暇報道 : 収容初年の冬季休暇報道に見る二面性とキャンプ新聞の言論活動の再検討 Japanese-Amierican Camp Newspapers' Coverage of Winter Holiday in 1942 : The Dual Character of the Camp Paper's Editorial Activities | 水野 剛也 MIZUNO Takeya |
黙読する身体の自明化 : 雑誌『成功』の読書法にみる自己了解 Understanding Silent Reading in Meiji Era Japan | 御手洗 陽 MITARAI Akira |
1998年度春季研究発表会 シンポジウム
ニュース過程における価値判断 | 藤森 研, 石井 修平, 塚本 三夫, 岩井 奉信, 原田 三朗 |
オーディエンス理論の現在 : メディア効果論、カルチュラル・スタディズ、ジェンダー論の対話 | 三上 俊治, 伊藤 守, 石田 佐恵子, 伊藤 公雄, 藤田 真文, 児島 和人, 村松 泰子 |
1998年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 テレビ報道と領土問題 | 渡辺 光一, 今村 庸一, 堀 宏, 大井 眞二 |
2 統合的マス・コミュニケーション論におけるジャーナリズム論 | 大石 裕, 赤尾 光史, 高橋 直之 |
3 BSデジタル放送のゆくえ : 番組編成と経営財源を中心に | 音 好宏, 山浦 荘平, 篠原 俊行 |
4 記者クラブ問題の課題と展望 | 花岡 信昭, 林 利隆, 藤田 博司 |
5 インターネットにおける表現の自由問題 | 山口 いつ子, 鈴木 秀美, 久保 悌二郎 |
6 「メディア・リテラシー」とは何か | 水越 伸, 江藤 文夫, 小池 保文, 後藤 和彦 |
研究会の記録(1998年4月~1998年10月)
文化エコロジーの視点について | 斎藤 守慶, 黒田 勇 |
インターネットとコンテンツ規制 | 林 紘一朗, 岡村 黎明 |
第二次大戦期、アメリカの対日ブラック・ラジオ戦略 | 山本 武利, 大井 眞二 |
青少年保護とテレビ番組 : Vチップ導入論議と放送内容規制 | 服部 孝章, 村澤 繁夫 |
WebTVにみるテレビとインターネットの未来 | 濱田 耕作, 砂川 浩慶 |
放送のデジタル化と有料放送事業の実際 | 只野 哲, 音 好宏 |
サンフランシスコ講和問題とジャーナリズム : 憲法論議を中心に | 有山 輝雄, 柳井 道夫 |
1998年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』53号(1998年7月)
特集 マス・コミュニケーション理論の展開
はじめに | 編集委員会 |
戦後日本のマス・コミュニケーション理論の系譜 Mass Communication Theory Studies in Post-War Japan | 竹内 郁郎 TAKEUCHI Ikuo |
受容効果研究の展開と今後の課題 New Models of Mass Media Effects | 小川 恒夫 OGAWA Tsuneo |
メディア変容の時代におけるオーディエンス研究 Audience Research in the Emerging Media Environment | 斉藤 慎一 SAITO Shinichi |
メッセージ分析による送り手研究 : 主な研究事例と今後の課題 A Review on Sender Studies Conducted by Message Analysis | 李 光鎬 E Gwangho |
権力、イデオロギー、リアリティの理論化 : 批判理論の日本における不幸な歴史の書き換えに向けて Theorisation of Power, Ideology, Reality : Writing over a Misguided History of Critical Theories in Japan | 小笠原 博毅 OGASAWARA Hiroki |
論文
《観察者》としての受け手 : ルーマン・社会システム論的視座からの、「メディア論」および「メディア・リテラシー」概念の再検討 Audience as "Observer" : Rethinking of "mediated-communication" and "medialiteracy" from the Sociological Viewpoint | 北田 暁大 KITADA Akihiro |
CMCの双方向的公開コミュニケーション場における充足と発信行動に関する研究 An Exploratory Study of the Gratification and the Sending Behavior in Interactive-Public Communication Channel of CMC | 金 官圭 KIM Kwankyu |
精神分析の主体と受け手 : ラカン的主体に基づくイデオロギー的受け手論の可能性 Psychoanalytic Subject and Audience | 椎名 達人 SHIINA Tatsuto |
台湾におけるテレビ放送の多チャンネル化、国際化の進展 The Internationalization of Television Broadcasting in Taiwan | 周 兆良 CHOU Chaoliang |
オーディエンス研究におけるアクティブ-パッシブ論争を越えて : 二項対立の限界 Beyond the Active-Passive Controversy in the Media Audience Studies : Limit of Dichotomy | 高橋 利枝 TAKAHASHI Toshie |
メディア・イベントとしての「無党派層」現象 "Mutouha-sou" News as a Media Event | 山田 一成 YAMADA Kazunari |
1997年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 小さな巨大メディア : コミック同人誌の現在 | 細見 彩子, 藤田 高弘, 杉山 あかし |
2 二〇〇五年の報道ビジョン | 渡辺 興二郎, 長崎 和夫, 小田 貞夫 |
3 「国会テレビ」の実現をめぐって : 日本版"C-SPAN"は可能か | 田中 良紹, 香取 淳子, 井上 宏 |
4 ジャーナリズム論の理論的課題 : 政治コミュニケーション論の観点から | 大石 裕, 大井 眞二, 佐藤 卓己 |
5 インターネットとジャーナリズム : サイバー・ジャーナリズムの可能性 | 井上 実于, 尾崎 憲一, 川上 和久 |
6 インターネットの現在 : プッシュテクノロジーの台頭とその意味 | 堀 純一郎, 林 紘一郎, 小林 宏一 |
7 危機とマス・メディア | 和賀井 豊, 大貫 啓行, 岩渕 美克 |
研究会の記録(1997年11月〜1998年3月)
放送のデジタル化 : 放送概念の再検討 | 服部 孝章, 石川 明 |
インターネットの現在 : プッシュテクノロジーの台頭とその意味 | 長屋 龍人, 柳町 昭夫, 小林 宏一 |
英国プレスの自主規制事情 : ダイアナ事故死をめぐるPCCおよび英国報道界の動きを中心に | 門奈 直樹, 山田 健太 |
多チャンネル時代の視聴行動を探る | 竹下 俊郎, 石川 旺 |
スポーツ・ジャーナリズムの現状と課題 : 長野オリンピック報道の検証から | 林 正夫, 杉山 茂, 大野 弘義 |
マルチメディア時代の移動体通信と人間 | 岡田 朋之, 富田 英典, 水越 伸 |
日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』52号(1998年1月)
特集 ディジタル化時代におけるメディア環境
ディジタル化時代を迎えた放送事業 The Broadcasting Industry in an Age of Digitalization | 齋藤 守慶 SAITO Moriyoshi |
変わる報道 Journalism in the Digital Technology Age | 井上 実于 INOUE Jitsuo |
コンピュータ・コミュニケーション : 個人が情報を生産・発信することの意味を再考する Computer-mediated Communication : Rethinking of the Function of "Information Producer" | 宮田 加久子 MIYATA Kakuko |
若い世代とメディア環境 Youth and the Media Environment | 富田 英典 TOMITA Hidenori |
マルチメディアと<情報に対する権利> "Right to Inhormation"is the Multi-Media Age | 濱田 純一 HAMADA Jun-ichi |
ディジタル時代におけるメディア環境 : グローバリゼーションとローカリゼーションのはざまで The Transformation of Media Environment in Digital Age | 小林 宏一 KOBAYASHI Kouichi |
論文
クリティカル・ディスコース・アナリシス : ニュースの知/権力を読み解く方法論 : 新聞の「ウーマン・リブ運動」(一九七〇)を事例として Critical Discourse Analysis as an Approach to Power/Knowledge of News : A Case Study of "Women's Lib Movement"in the Japanese Press | 斉藤 正美 SAITO Masami |
言語行為としての広告 : その逆説的性格 Advertising a Speech Acts | 辻 大介 TSUJI Daisuke |
接触・交流の場としてのコンピュータ・ネットワーク Computer Networks as Social Space | 土橋 臣吾 DOBASHI Shingo |
トルコにおけるジェンダーとコミュニケーション研究の現状 Relocating the Turkish Communication Studies in Terms of Inquiring Gender | フェ・ムトゥル ビナルク F.Mutlu Binark |
第二次世界大戦時の日系人立ち退き・収容問題とアメリカのリベラル・プレス : 『ニュー・リパブリック』と『ネーション』の日系人報道 The American Liberal Press and the Japanese Mass Evacuation During World War II : The Treatment of the Japanese Americans by the New Republic and the Nation | 水野 剛也 MIZUNO Takeya |
1997年度春季研究発表会 シンポジウム
市民社会における報道の見直し : Public Journalismからの問題提起を考える | 藤田 博司, 三森 八重子, 永井 浩, 大塚 喬重, 石川 明, 小池 保夫 |
多メディア社会とジャーナリズム : ジャーナリストの歴史意識を考える | 柴田 鉄治, 市村 元, 大井 眞二, 田中 義久, 川口 信行, 濱田 純一 |
1997年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディアの作る外国イメージの諸問題 | 川竹 和夫, 白水 繁彦, 櫻井 武 |
2 移動体通信と日常的コミュニケーションをめぐる諸問題 | 藤本 憲一, 岡田 朋之, 加藤 晴明, 常木 暎生 |
3 著作物再販 | 深沢 亘, 清田 義昭, 石坂 悦男, 植田 康夫 |
4 災害におけるマス・メディアの役割とその可能性について : みやぎ災害救援ボランティアセンターのマニュアル策定に当たって | 広浦 幸一, 赤塚 俊治, 高宮 英人 |
5 『メディア多元主義モデル』再考 | 岩崎 健久, 岩井 奉信, 竹下 俊郎 |
6 メディアの公正と社会的責任 : メディアの監理は誰がするのか | 塚本 みゆき, 渡辺 武達, 津田 正夫 |
7 ジャーナリズムの新しい"文体(スタイル)"を考える | 玉木 明, 中島 健一郎, 大石 裕 |
8 「放送」の変容 : 多チャンネル時代の番組編成 | 西野 泰司, 川喜田 尚, 岡村 黎明 |
9 ヴィジュアリティの近代 : 近代日本における視覚メディアと文化をめぐる政治 | 木下 直之, 吉見 俊哉, 北村 日出夫 |
10 情報通信インフラと地域情報化の新局面 : OCNを中心にして | 香取 一昭, 久保 悌二郎, 金澤 寛太郎 |
研究会の記録(1997年4月~1997年10月)
メディアと日本語 : 日本語の国際化をめぐって | 最上 勝也, 栗原 信征, 江川 清, 真鍋 一史 |
放送の自由と放送行政 | 生田 正輝, 岡村 黎明 |
放送のデジタル化 : その可能性と課題 | 音 好宏, 篠原 俊行 |
米国ニューメディア・ジャーナリズムの現在 | 水越 伸, 小林 宏一 |
中国における世論調査とその研究の現状 | 喩 国明, 劉 琦, 山本 賢二 |
1997年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
追悼
『マス・コミュニケーション研究』51号(1997年7月)
特集Ⅰ ポスト冷戦時代の国際コミュニケーション論
東西冷戦崩壊後の「国際コミュニケーション研究」における方法論的展開 Methodological Development of International Communication Research in the Aftermath of the Cold War | 鶴木 眞 TSURUKI Makoto |
国際コミュニケーション過程の理論と実証 Theories and Empirical Research on International Communication Process | 伊藤 陽一 ITO Youichi |
一九九〇年代のテレビと外交 Television and U.S. Diplomacy in the 1990's | 藤田 博司 FUJITA Hiroshi |
軍事紛争とコミュニケーション : ベトナムから冷戦後への経験 Military Conflict and Communication | 坂井 定雄 SAKAI Sadao |
特集Ⅱ 出版ジャーナリズムの理論課題
九〇年代出版ジャーナリズムの見取り図 An Outline of Press Journalism in the 1990s | 川井 良介 KAWAI Ryosuke |
岐路に立たされた九〇年代の雑誌ジャーナリズム At the Crossroads: Magazine Journalism in the 90's | 篠田 博之 SHINODA Hiroyuki |
論文
マス・メディアとレイシズムに関する一考察 : 一九九〇年代ドイツにおける「外国人」に関する報道 A Study of Mass Media and Racism : Reporting on 'Auslander' in German Newspapers in the 1990's | 阿部 るり ABE Ruri |
パソコン通信におけるコミュニケーション特性 Characteristics of Personal-Computer Communication | 井上 善友 INOUE Yoshitomo |
インドネシアの国家権力とメディア : AJIの結成と民主化の模索 Mass Media under an Authoritarian Regime : A Case Study of the Banning in June 1994 in Indonesia | 佐伯 奈津子 SAEKI Natsuko |
『痴人の愛』における女性性の構築とディスコース実践 : 批判的メディア研究の視点からのケース・スタディ The Construction of Femininity in Media Discourse : a Case Study of Chijin no ai | 佐幸 信介 SAKOU Shinsuke |
人気マンガの魅力の構造 On Attractiveness of Popular Comics | 谷本 奈穂 TANIMOTO Naho |
テレビ広告における「外国人((1))」登場人物像に関する実証的研究 : テレビ広告の内容分析調査 Portrayals of "Foreigner" Characters in Japanese Television Advertisements | 日吉 昭彦 HIYOSHI Akihiko |
新聞再販制度に関する一考察 : プレスの社会的役割及び憲法の視点から考える An Observation on the Newspaper Resale Price Mentenance System : From the Point of View of the Social Role of the Press and the Constitution | 山田 健太 YAMADA Knta |
1996年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディアの公正と社会的責任 | 野上 明, 野原 仁, 鈴木 みどり, 津田 正夫 |
2 新聞倫理綱領制定50年 | 柳沢 伸司, 原田 三朗, 有山 輝雄 |
3 公共性とメディア空間 | 鬼木 甫, 花田 達朗, 岩田 温, 安川 一 |
4 新聞人(記者)の倫理綱領 | 北村 肇, 潮見 憲三郎, 浅野 健一, 鶴木 眞 |
5 情報の知的所有権 : エンターテインメント産業における新しい展開 | 内藤 篤, 香取 淳子, 音 好宏, 北村 日出男 |
6 マルチメディア実験プロジェクトの現状と可能性 : 浦安市の事例をもとに | 田代 寿郎, 三浦 重宏, 田村 紀雄, 多喜 弘次 |
7 阪神大震災とマス・メディア : 被災者のためのメディア | 小城 英子, 小川 博司, 大倉 恭輔, 雨森 勇 |
8 サイバージャーナリズムの現状と将来像 | 大前 純一, 斉藤 慎一, 植田 康夫 |
9 マルチメディア:アジアからの挑戦 | 久保 悌二郎, 李 錬, 林 建彦 |
研究会の記録(1996年11月〜1997年3月)
人間の社会的性質と『空気』 | ノエレノイマン エリザベス, 安田 寿明, 伊藤 陽一 |
放送倫理の構造と特質 : 国際比較から見えるもの | 石川 明, 山田 健太, 本橋 春紀 |
マンガ研究の現在(研究会の記録 | 小林 義寛, 瓜生 吉則, 藤田 真文 |
96総選挙報道 : そして、その後の政治とメディアを考える | 長崎 和夫, 高島 肇久, 権田 萬治 |
ワイドショーを考える | 石田 佐恵子, 大場 英幸, 原 由美子 |
プライバシーとジャーナリズム | ウイットル スティーブン, 門奈 直樹 |
データ放送の現状とその将来動向(研究会の記録 | 菅谷 実, 小林 宏一 |