『マス・コミュニケーション研究』50号(1997年1月)
特集 現代マス・コミュニケーション理論のキーワード―50年を記念して―
マス・コミュニケーション研究における変化と持続 : 学会誌30号〜49号に見る座標軌道 A Review of Research Trends in the Journal | 岩倉 誠一 IWAKURA Seiichi |
文化 Culture and Mass Communication | 後藤 和彦 GOTO Kazuhiko |
地域 Chiiki:Communication Studies in Local Community | 山田 晴通 YANADA Harumichi |
災害 Disaster | 廣井 脩 HIROI Osamu |
倫理 Ethics | 大石 泰彦 OISHI Yasuhiko |
権力 Power | 斎藤 文男 SAITO Fumio |
戦争 War | 佐藤 毅 SATO Takeshi |
公共性 The"Kokyosei"(Public Characteristic) | 仲佐 秀雄 NAKASA Hideo |
技術 Technology | 久保 悌二郎 KUBO Teijiro |
ネットワーク Technology | 安川 一 YASUKAWA Hajime |
視聴率 TV Ratings | 岸田 功 KISHIDA Isao |
宣伝・キャンペーン Propaganda and Campaign | 広瀬 英彦 HIROSE Hidehiko |
自由 Freedom | 濱田 純一 HAMADA Jun-ichi |
アクセス Access | 堀部 政男 HORIBE Masao |
国家 The Nation-State | 本多 周爾 HONDA Shuji |
エスニシティ Ethnicity | 白水 繁彦 SHIRAMIZU Shigehiko |
論文
テレビドラマの構造分析・序説 : その方法と意義を中心に Introduction to Structural Analysis of TV Drama : Especially on Its Method and Significance. | 阿部 孝太郎 ABE Kotaro |
表現の自由の政治学 : 差別的表現の社会的規制と表現の自由の共和主義的理解 Republican View on Freedom of Expression and Media's Self-regulation of Hate Speech in Japan | 伊藤 高史 ITO Takashi |
描かれたインターネット : 雑誌広告を事例として Images of the Internet An exploratory study of visual elements in magazine advertisement | 加藤 文俊 KATO Fumitoshi |
「マスメディア」としてのインターネット : インターネット利用者調査からの一考察 Potentials of the Internet as a"Mass Medium" | 辻 大介 TSUJI Daisuke |
キューバ・ミサイル危機におけるケネディー政権の情報管理政策 The Kennedy Administration's Information Control Policy during the Cuban Missile Crisis | 水野 剛也 MIZUNO Takeya |
1996年度春季研究発表会 シンポジウム
グローバライゼーションの中のマス・コミュニケーション研究 : 理論的到達点と現実的課題 | 花田 達朗, 村松 泰子, 井上 宏, 野崎 茂, 田中 義久, 濱田 純一 |
グローバライゼーションの中のマス・コミュニケーション研究 : 文化・共生・相克 | 井上 俊, 鄭 暎恵, 内山 秀夫, 武市 英雄, 大井 眞二 |
1996年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 カルチュラル・スタディーズとメディア研究のフロンティア | 藤田 真文, 伊藤 守, 吉見 俊哉 |
2 経済報道は何を伝えてきたか : バブル期から住専破綻まで | 高橋 文利, 斎藤 精一郎, 天野 勝文 |
3 ジャーナリズムにおけるグローバリズムとローカリズム : 1995年沖縄報道をてがかり | 姜 尚中, 伊藤 直, 保坂 廣志, 門奈 直樹 |
4 放送の自由と責任 : 公的規制を考える | 田島 泰彦, 堀 宏, 篠原 俊行 |
5 マルチメディア・エシックスをめぐる今日的問題 : ジャーナリズム領域に焦点をあてつつ | 安田 寿明, 前沢 猛, 小林 宏一 |
6 日本における報道評議会設立の具体的検討 | 浅野 健一, 河野 義行, 平川 宗信, 服部 孝章 |
7 公正な表現と公正な社会をめざして : 市民の視点から | 斉藤 正美, 原 寿雄, 加藤 春恵子 |
研究会の記録(1996年4月〜1996年10月)
アメリカ大統領選挙にみる政治とメディア | 岡村 黎明, 石澤 靖治 |
テレビ的ニュース表現とは何か | 横山 滋, 岡村 黎明 |
政策決定過程におけるマスメディアの役割 : 大型間接税導入を事例として | 岩崎 健久, 岩井 奉信 |
デジタル衛星放送の可能性と課題(研究会の記録 | 吉田 望, 音 好宏 |
1996年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』49号(1996年7月)
特集Ⅰ 地域メディアと政治
地域メディアとデモクラシー The Media and Democracy in the Community | 内田 満 UCHIDA Mitsuru |
地域政治と地方紙の役割 The Roles of Newspaper in Local Government Politics | 村川 亘 MURAKAWA Wataru |
TVネットワークと地方政治 The Networkization of TV and the Reporting of Local Politics | 伊豫田 康弘 IYOTA Yasuhiro |
特集Ⅱ 女性とマス・コミュニケーション研究の新潮流
コミュニケーションとジェンダー Communication and Gender | 加藤 春恵子 KATO Harueko |
国際間の対立から市民的ネットワークへ : 歴史的転換を示した北京・世界女性会議ニケーションとジェンダー The Demise of Conflict and Growth of a Citizens' Network at the Fourth World Conference on Women, 1995 | 小玉 美意子 KODAMA Miiko |
批判的メディア/コミュニケーション研究における「ジェンダー」の意義 : フェミニズムとの「出会い」がカルチュラル・スタディーズにもたらしたもの The significance of 'gender'for critical media/communication studies | 阿部 潔 ABE Kiyoshi |
ドゥウォーキン-マッキノン理論と反センサーシップ派フェミニスト The Dworkin-MacKinnon Theory and Anti-censorship Feminist | 塚本 晴二朗 TSUKAMOTO Seijiro |
論文
日本のTVニュースにおけるニュース・ソースの分布 : NHKと民放の比較を中心として TV New Sources and Channels in Japan : A Comparative Analysis of NHK and Commercial Broadcasters | 李 光鎬 E Gwangho |
社会的実践としてのテレビ番組視聴 : ある「事件報道」の視聴活動を事例として TV Program Watching as Socially Accomplished Practices : An Ethnomethodological Approach | 上谷 香陽 UETANI Kayo |
パソコン通信におけるコミュニケーションの特徴とその利用に関する研究 An Exploratory Study of the Characteristics of Communication and the Using Activities in Computer Communication | 金 官圭 KIM Kwan-Kyu |
開発体制下のメディアと言語政策 : マレーシアの転換を例に Mass Media and Language Policy under the Developmentalist System : the Case of Malaysia | 内藤 耕 NAITO Tagayasu |
朝鮮総督府の情報宣伝政策 The Japanese Colonial Government of Korea and Its Propaganda Policy, 1920-1945. | 朴 順愛 PARK Soone |
テレビが子どもの向社会的行動に及ぼす影響に関する研究についての一考察 : 研究の概観として Influence of TV on children's prosocial behavior : A review of research | 山下 玲子 YAMASHITA Reiko |
1995年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 草創期マス・コミュニケーション研究の再検討 : アメリカからの理論的移植過程を中心として | 藤竹 暁, 竹下 俊郎, 北村 日出夫 |
2 宗教とジャーナリズム | 牧 太郎, 小川 博司, 天野 勝文 |
3 検証・テレビのオウム報道 : テレビはオウム事件をどう伝えたか | 坂本 衛, 下村 健一, 江藤 文夫 |
4 コンピュータ・ゲーム文化を考える : 開発現場からの報告をふまえ | 黒田 愛実, 川浦 康至, 安田 寿明 |
5 冷戦後の世界とテレビ報道 | 今村 庸一, 渡辺 光一, 大井 眞二 |
6 地域ジャーナリズムの現在 : 埼玉県の実情を中心として | 中西 博之, 高橋 忠治, 角田 吉博, 兼高 聖雄 |
7 TVニュースのエスノメソドロジー的分析に向けて | 安川 一, 高山 啓子, 上谷 香陽, 田中 義久, 鶴木 眞 |
8 放送ジャーナリズムの性質 | 岸田 功, 藤田 真文, 伊藤 守 |
9 メディア論からみた情報通信基盤 | 金沢 寛太郎, 田中 淳, 三野 裕之 |
研究会の記録(1995年9月〜1996年3月)
フェミニズムと表現の自由 | マッキノン キャサリン・A, 林 陽子, 紙谷 雅子, 掛川 トミ子 |
イギリス公共サービス放送の将来構想 | 簑葉 信弘, 村澤 繁夫 |
日本におけるスーパーステーションの可能性 : テレビ神奈川の試み | 平松 淑郎, 西野 泰司 |
世界女性会議とメディアの課題 | 井上 輝子, 加藤 春恵子, 小玉 美意子, 鈴木 みどり, 村松 泰子, 沖山 彰子 |
コミュニティFM局の現状と今後の展開 | 浦松 重之, 原 由美子 |
ディジタル・エンターテイメントを拓く | 飯野 賢治, 赤尾 晃一, 小林 宏一 |
日本マスコミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』48号(1996年1月)
特集 <変容>の時代とジャーナリズム意識
メディアイベントの展開とニュース概念の変化 The Re-examination of News Concept in the Age of Media Event | 藤竹 暁 FUJITAKE Akira |
「ジャーナリズム」の揺らぎと転換 Fluctuations and Change in Journalism | 冠木 雅夫 KABUKI Masao |
新しいメディア表現者の登場と日本のジャーナリズム The Appearance of new Media Activists and Journalism in Japan | 水越 伸 MIZUKOSHI Shin |
文化変容とジャーナリズム意識 A Cultural Transfiguration and Consciousness in Journalism | 西島 建男 NISHIJIMA Takeo |
ジャーナリズム意識の研究 : 米ジャーナリスト研究のインプリケーション Journalists' Orientations:American Perspectives and Their Implications | 大井 眞二 OI Shinji |
横並び思考からの脱却を : 問題意識を喪失しつつある記者たち Needed Urgently! Journalists with Courage and a Mind of Their Own | 横川 和夫 YOKOKAWA Kazuo |
受け手の変容とジャーナリズムの課題 Some Changes in the Receiver of Mass Media over the Last Ten Years | 牧田 徹雄 MAKITA Tetsuo |
論文
イデオロギーとしての表現の自由と差別的表現 : 筒井康隆『無人警察』論争を手がかりとして Freedom of Expression as Ideology and Political Correctness; : Approach from Discourse Analysis | 伊藤 高史 ITO Takashi |
テレビ視聴におけるリモコンの利用及びチャンネル交換の影響要因に関する研究 An Exploratory Study of the Remote Control Devices and the Variables Impacting on Channel Changing by TV Viewers | 金 官圭 KIM Kwan-Kyu |
携帯電話の「利用と満足」 : その構造と状況依存性 The Uses and Gratifications of the Cellular Telephone | 中村 功 NAKAMURA Isao |
ローカルラジオの可能性と限界 : ドイツにおけるもう一つの「ニューメディア」 Local Radios-Their Possibilities and Limits as a "New Medium"; : The Example of the Federal Republic of Germany. | 林 香里 HAYASHI Kaori |
電子コミュニケーション空間における批判性 : 産業論的・ポストモダン的アプローチを超えて The Potentiality of an Electronic Network as a Communication Sphere, : with Reference to Harbermas's Concept of the Public Sphere. | 藤田 高弘 FUJITA Takahiro |
ジェンダーの観点からのメディア研究再考 : ジェンダーとメディアの社会的構成に焦点をあてながら Reconsideration of Media Studies from the Viewpoint of Gender | 松田 美佐 MATSUDA Misa |
インターネットのメディア特性と法的・制度的諸課題 : ジャーナリズムとの関係を中心として A Study of Legal Problems about Internet in Relation to Journalism | 三野 裕之 MINO Hiroyuki |
多チャンネル・ケーブルテレビの加入決定と顧客満足 The Decision-Making Processes in Accepting and Being Satisfied with Cable TV | 八ッ橋 武明 YATSUHASHI Takeaki |
1995年度春季研究発表会 特別報告
阪神大震災とマス・メディア | 廣井 脩, 伊藤 和明, 長谷 邦彦, 井上 宏 |
戦後日本のジャーナリズム: 戦争報道を中心として | 卓 南生, 服部 孝章, 坂井 定雄, 掛川 トミ子, 佐藤 毅 |
1995年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 阪神大震災と放送 : 在阪・在神放送局の現場責任者の報告を中心に | 熊 和子, 長沢 彰彦, 鈴木 正勝, 三枝 博之, 宮田 英和, 嶋内 義明 |
2 市民の側からみる阪神大震災テレビ報道 : メディア・リテラシーによるクリティカル・アプローチ | 鈴木 みどり, 宮崎 寿子, ゴスマン ヒラリア, 濱田 純一 |
3 コミュニケーション概念の理論的革新 | 正村 俊之, 伊藤 守 |
4 テレビの「質的」調査研究の系譜と今日的課題 | 阿部 潔, 吉本 圭介, 篠原 俊行 |
5 戦後五〇年、メディアの中のアジアを考える | 浅野 健一, 永井 浩, 渡辺 武達, 小川 浩一 |
6 有権者の「観客化」と政治報道 | 平林 紀子, 平野 浩, 竹下 俊郎 |
7 外交とマスメディア | 寺田 輝介, 野村 彰男, 植田 康夫 |
8 テレビ・メディアと人権 : 報道現場からの報告 | 松田 士朗, 田宮 武 |
9 大衆ジャーナリズムの歴史における女性 | 土屋 礼子, 平田 由美, 乾 照夫 |
10 「天皇制論議」解禁とマスメディア : 放送座談会「天皇制について」 | 竹山 昭子, 仲佐 秀雄 |
11 ジャーナリスト論への一視角 : 「良心条項」をめぐって | 大石 泰彦, 花田 達朗 |
研究会の記録(1995年3月〜1995年8月)
ビデオ・ジャーナリズムの可能性 | 高橋 恭子, 浜田 耕作, 音 好宏 |
忘れられた国際ジャーナリスト 河上清について | フーバー ウイリアム, 内川 芳美 |
マルチメディアと放送 : マルチメディア時代における放送の在り方に関する懇談会報告書をめぐって | 前川 英樹, 砂川 浩慶 |
集英社『週刊少年ジャンプ』の経営戦略 | 柳川 高行, 菅谷 実 |
メディア融合・複合時代のCATV | 島崎 哲彦, 炭谷 晃男 |
1995年度日本マス・コミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』47号(1995年7月)
特集 戦後50年―連続と不連続
戦後ジャーナリズムの自己認識 : 認識の基本軸をめぐって The Framework of Journalism After World War II | 塚本 三夫 TSUKAMOTO Mitsuo |
天皇報道 : 敗戦から半世紀 The Coverage of Imperial News for a Half Century After the Defeat | 新井 直之 ARAI Naoyuki |
被爆・終戦番組の四十年(1) Remembrance Programs on the A-bomb Experience and the End of Word War II | 本橋 春紀 MOTOHASHI Haruki |
戦後沖縄ジャーナリズムの自己形成 : 平和の自己認識を通して The Self-Fashioning Process of Okinawan Journalism After World War II | 保坂 廣志 HOSAKA Hiroshi |
「南方報道」と「東南アジア報道」の連続と不連続 : 問われる日本のジャーナリズムの姿勢 Consistencies and Inconsistencies : A comparison of Reporting on"Nanpo"(1940-1945) and"South-east Asia"(1946-1955) | 卓 南生 TOH Lam-seng |
戦後補償とマスコミ報道 The War Compensation Movement and the Mass Media | 内海 愛子 UTSUMI Aiko |
戦後五〇年におけるマス・メディア産業の変容 Metamorphoses of Japanese Mass Media Industries after 1945 | 桂 敬一 KATSURA Keiichi |
論文
戦時下における性役割キャンペーンの変遷 : 『主婦之友』の内容分析を中心に The Formation of Gender Roles in War-time Japan by the"Shufu-no-Tomo" | 四方 由美 SHIKATA Yumi |
活字メディアにおけるオーガナイザー効果に関する実証的研究 : 見出し、写真が読み手に与える影響についての認知心理学的再検討 A Study of the Organizer Effect on a Print Media; A Cognitive Psychological Study Concerning the Effects of Headlines and Photographs | 福田 充 FUKUDA Mitsuru |
新聞の言説生産過程とマスコミ労働者の可能性 : S・ホール/稲葉三千男の議論を手がかりとして The Discursive Production Process in the Newspaper Industry and Opportunities for Journalists | 石田 勝利 ISHIDA Katsutoshi |
電子メディアによる「書くこと」の変容 The Transformation of"Writing"by Using the Electronic Media | 新井 克弥 ARAI Katsuya |
イシュー報道におけるニュース・ソースの分布 : 「脳死・臓器移植」報道を対象として News Sources in the Coverage of the Brain Death and Transplantation Issue | 李 光鎬 E Gwangho |
外国製作のテレビ番組に対する日本人の態度 Japanese Attitudes Toward Foreign Television Programs Broadcast in Japan | 萩原 滋 HAGIWARA Shigeru |
1994年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 ネットワーク社会における情報と財産権 | 玉井 克哉, 安念 潤司, 青池 愼一, 長谷部 恭男 |
2 マルチメディアとジャーナリズムの変容 | 上野 俊哉, 原田 三朗, 水越 伸 |
3 テレビ報道の基本理念を考える : 民放各社の報道指針を読んで | 堀部 政男, 市村 元, 古川 俊実 |
4 太平洋戦争終結五〇年とマス・メディアの相互報道 | 李 相禧, 川竹 和夫, 大谷 博愛 |
5 アメリカの占領マス・メディア政策 | 向後 英紀, 有山 輝雄 |
6 東アジア諸国の情報化への取組とその進展 | 久保 悌二郎, 古瀬 幸広, 須藤 修 |
研究会の記録(1994年7月〜1995年1月)
ヨーロッパにおける独立放送規制機関の制度化と問題点 | 大谷 堅志郎, 岡村 黎明 |
新聞記者の意識とその変化 | 赤尾 光史, 藤田 博司, 林 利隆 |
マルチメディア化の中の放送の位置づけ | 赤尾 晃一, 三野 裕之 |
パソコン通信のメディア特性と法的問題 | 濱田 純一, 竹下 俊郎, 橋元 良明 |
個人視聴率問題を考える | 松村 由彦, 音 好宏 |
最近の中国におけるメディア状況と人々の対外意識 | 劉 志明, 竹下 俊郎 |
政治介入とテレビ・ジャーナリズム : テレビ介入の歴史のなかで『椿発言』問題の位置づけを中心政治介入とテレビ・ジャーナリズム : テレビ介入の歴史のなかで『椿発言』問題の位置づけを中心に | 松田 浩, 石川 明 |
日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』46号(1995年1月)
特集 映像コミュニケーション研究の新展開
精密科学から哲学へ : 六〇年代以降の映像理論の展開と問題点 From Exact Science to Philosophy : Development of Theory of Image after 1960s and Its Problems | 浅沼 圭司 ASANUMA Keiji |
映像メディアと脳 : テレビ映像の大脳生理学的アプローチ Visual Media and Brain : Neurophysiological Approach to TV Viewers | 橋元 良明 HASHIMOTO Yoshiaki |
映像メディア研究の教育工学的アプローチ : 映像リテラシー教育の研究・実践動向 Visual Media Studies based on Educational Technology : Recent Trends of Research and Practice in Visual Literacy Education | 水越 敏行, 木原 俊行 MIZUKOSHI Toshiyuki, KIHARA Toshiyuki |
映像をめぐるメディア・リテラシー What is Media Literacy? | 鈴木 みどり SUZUKI Midori |
ジェンダーの視点から見た電子メディア The Social Impact of Electronic Media : The Viewpoint from Gender Differences | 宮田 加久子 MIYATA Kakuko |
映像の記号論的解釈と反=記号論的解釈 The Semiological and the Anti-semiological Interpretation of the Images | 藤田 真文 FUJITA Mafumi |
国際社会秩序の再編下における映像コミュニケーション Observations about the Changing Global Video Markets | 小林 宏一 KOBAYOSHI Koichi |
論文
実験心理学的アプローチによる映像分析の現状 Visual Information Analysis from an Experimental Psychological Approach | 森 康俊 MORI Yasutoshi |
多局化とテレビ放送収入 The Effect of the Increase in the Number of Television Stations on the Local Revenue Structures | 三藤 利雄 MITSUFUJI Toshio |
TVニュース映像と記憶 Visual-Audio Information in TV News and Viewer's Memory | 福田 充 FUKUDA Mitsuru |
ニュース・メディアとしての錦絵新聞 NISIKIE-SINBUN as visual news medium | 土屋 礼子 TSUCHIYA Reiko |
戦時下日本の対外宣伝における『黒人工作』 Propaganda for Afro-Americans in Wartime Japan 1941-1945 | 佐藤 正晴 SATOH Masaharu |
テクスチュラル・コミュニケーション : 伝達・共有・兵站術から表面へ Textural communication : transmission, commonness, strategy & texture. | 岩本 一善 IWAMOTO Kazuyoshi |
1994年度春季研究発表会 テーマセッション報告
変貌する沖縄と地域メディアの役割 | 門奈 直樹, 宮城 悦二郎, 大山 哲, 前原 信一, 白水 繁彦 |
沖縄におけるテレビ多チャンネル化 | 音 好宏, 藤村 明憲, 国場 幸一, 小禄 邦男, 山田 晴通 |
1994年度春季研究発表会 シンポジウム
地域メディアとグローバライゼーション | 門奈 直樹, 音 好宏, 小川 浩一, 三木 健, 藤岡 伸一郎, 林 茂樹 |
1994年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 カルチュラル・スタディズの展開とその再検討 | 佐藤 毅, 村松 泰子 |
2 地方紙と政治ジャーナリズム : 沖縄の歴史・政治・風土から考える | 新崎 盛暉, 野里 洋, 森田 博志 |
3 報道にとっての公正と中立とは何か | 渡辺 武達, 新井 直之 |
4 差別表現と言論の自由 | 田宮 武, 雨森 勇 |
5 ジャーナリストの職業倫理とその明文基準 | 前沢 猛, 天野 勝文 |
6 日本番組国際進出の条件 | 安間 総介, 香取 淳子 |
7 放送と通信はいかに融合するか : そのプロセス・モデル構築の試み | 清原 慶子, 野崎 茂, 安田 寿明, 竹下 俊郎 |
8 電子メディアにおける人間関係 | 中村 功, 是永 論, 水越 伸 |
9 情報のグローバライゼーションにおけるアジアの位置づけと華人ネットワーク | 立石 直, 内藤 耕, 大谷 博愛 |
追悼 殿木圭一先生と日本新聞学会
日本マスコミュニケーション学会研究発表会の記録
『マス・コミュニケーション研究』45号(1994年7月)
特集 メディア産業構造分析
はじめに | — |
日本におけるマスメディア・クロスオーナーシップ : 相互橋元 良明所有排除措置の制度的検証 Cross Ownership of Mass Media in Japan | 田所 泉 TADOKORO Izumi |
異業種資本が作りだす新しいメディア構造 : 情報産業のイノベーション Non-Media Business changes Media Business : Innovation of Information Business | 菊地 実 KIKUCHI Minoru |
情報テクノロジーの革新とマス・メディアの相貌 : ENG、SNGシステム導入と放送メディア Innovations of Information Technologies and Features of Mass Media : Introduction of ENG, SNG and Japanese Broadcasting Media | 水越 伸 MIZUKOSHI Shin |
メディア産業におけるジェンダー構造とジャーナリズムの新たな地平 A New Horizon with the Change of Gender Structure in Media Industries | 岩崎 千恵子, 小玉 美意子 IWASAKI Chieko, KODAMA Miiko |
新聞社における総合情報産業の形成と展開 The Formation and Development of Comprehensive Information Industry in Japan | 橋本 直 HASHIMOTO Naoshi |
日本における放送産業の構造変化とその課題 : 放送産業分析のための基礎ノートとして Structural Changes of the Japanese Broadcasting Industry | 音 好宏 OTO Yoshihiro |
九〇年代の出版産業 Japanese Publishing Industry in 1990s | 川井 良介 KAWAI Ryosuke |
広告産業の構造と特質 : 広告代理業の機能分析を中心に Structure and Character of the Advertising Industry : Focusing on the Role of Advertising Agencies | 須藤 春夫 SUDO Haruo |
論文
アジェンダ・ゲーム : メディアの「螺旋」効果と限定合理性 Agenda Games: Media's"Spiral"Effects and the Bounded Rationality | 池田 信夫 IKEDA Nobuo |
「言論の自由」の問題としての『ちびくろさんぼ』の絶版 Analysis of Discourses of Freedom of Press Surrounding"Little Black Sambo" | 伊藤 高史 ITO Takashi |
韓国における日本の衛星放送の視聴と影響に関する研究 : その利用と満足、議題設定機能を中心として The Viewing and Effects of the Japanese Direct Broadcasting Satellite in Korea : The Approach of Uses and Gratifications, and Agenda-Setting Function | 金 官圭 KIM Kwan-Kyu |
The Future Agenda for Agenda Setting Research | MAXWELL McCombs |
追悼 和田洋一さん
追悼 和田洋一さん | 北村 日出夫 |
日本マス・コミュニケーション学会研究会の記録
日本マス・コミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』44号(1994年3月)
論文
アルチュセールのイデオロギー論とディスクールの理論、およびその方法について Reconsidering Althusser's structuralism | 伊藤 高史 ITO Takashi |
情報と意味・コミュニケーション : モダンの脱構築としてのコミュニケーション Information, Meaning and Communication : Communication as a Deconstruction of Post-Modern Society | 伊藤 守 ITO Mamoru |
フランスの新聞法制 : リベラリスムとエタティスムのはざまで The Development of French Newspaper Laws Since 1881 | 大石 泰彦 OISHI Yasuhiko |
日常生活としてのグローバル・コミュニケーション : 時間-空間の再編成のなかのエスニック・アイデンティティ Global Communication and Everyday Life: : Ethnic Identities in the Redefinition of Time-Space | 小川 葉子 OGAWA Yoko |
発語媒介行為の再考 : 日本人のコミュニケーションにおける発語媒介行為の意味 Rethinking Perlocutionary Act : The Meaning of Perlocutionarry Act in Japanese Communication | 笹川 洋子 SASAGAWA Yoko |
インドネシアのテレビ・ニュースの構造と機能 National Integration and Role of TV News in Indonesia | 内藤 耕 NAITO Tagayasu |
広告における受け手の変容 : 『広告月報"サーチング欄"』の分析から Changes in Recipients of Advertising : Analysis of the"Searching Section"of Kokoku Geppo | 難波 功士 NANBA Koji |
「十五年戦争期」における言論政策 : 政府広報誌『週報』を中心として The Cabinet Information Bureau and Its Publications in Wartime Japan, 1931-1945 | 朴 順愛 PARK Soone |
マス・コミュニケーション・プロセスにおける「受け手の主体性」の所在 The Subjectivity of Audience in Mass Communication Process | 前田 益尚 MAEDA Masunao |
中国における名誉毀損制度の構造と展開 The Structure of the Legal System for Defamation in China | 劉 埼 LIU Qi |
1993年度秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 ジェンダーの視点から見た表現の自由 | 鈴木 みどり, 村松 泰子, 林 陽子, 加藤 春恵子 |
2 日本の政治報道を比較ジャーナリズムの視点から考える | リード トム・, 冨森 叡児, 原田 三朗 |
3 テレビとスポーツ・ジャーナリズム | 谷口 源太郎, 服部 孝章 |
4 総選挙の予測報道と開票速報をめぐる考察 | 石川 真澄, 中島 勝, 田中 愛治 |
5 90年代のメディア秩序を考える : マルチ・メディアの動向との関連で | 石黒 一憲, 久保 悌二郎, 浜田 純一 |
6 日本のコミュニケーション研究の国際化 | 三上 俊治, 伊藤 陽一 |
日本マスコミュニケーション学会会員研究文献目録
『マス・コミュニケーション研究』43号(1993年12月)
特集 報道と倫理―その今日的な意味合い
ジャーナリズムの倫理 : 実践すべき三つの課題 Ethics of Journalism : Three Practical Rules | 天野 勝文 AMANO Katsufumi |
科学報道における倫理を考える Journalistic Ethics in Scientific Reporting | 牧野 賢治 MAKINO Kenji |
送り手機構の自己検証機能 Self-checking Function of Mass Media | 前沢 猛 MAEZAWA Takeshi |
センセーショナリズムを考える : アメリカ・ジャーナリズム史の文脈から History of Sensationalism in American Journalism | 大井 眞二 OI Shinji |
皇室報道における倫理 : 倫理策定の前提を求めて Ethics of Reporting about the Imperial Family | 今野 敏彦 KONNO Toshihiko |
ジャーナリズム教育における倫理の位置づけ : 日米比較を中心として Ethics in Journalism Education : Mainly in Japan and the United States | 塚本 晴二朗 TSUKAMOTO Seijirou |
論文
人間コミュニケーション・プロセスに関する一考察 : 物理的情報と心的情報との間にある断層について On the Gap between Physical Information and Semantic Information | 岩本 一善 IWAMOTO Kazuyoshi |
日本のマス・コミュニケーション研究における「読み手」論の今日的地平 : 「読み手」論と「担い手」論をめぐって An Approach to"Activity of Mass Audience": Theoretical Problems of"Decoder"in Japanese Mass Communication Studies | 梅津 顕一郎 UMEZU Kenichiro |
中国最古の印刷新聞『題奏事件』について The Characteristics of Ticou Shijan | 馬 挺 MA Ting |
噂研究から噂を通じた研究へ : A.Schutz の生活世界論の検討を通じて From Rumor Studies to Studies via Rumors. : A Study from the Perspective of the'Life-World'Theory of A.Schutz | 松田 美佐 MATSUDA Misa |
「思想の自由市場」理論の再構築 : 「言論の害悪」及び「言論と行為の区別」を分析視座として Reconstruction the"Marketplace of Ideas"Theory | 山口 いつ子 YAMAGUCHI Itsuko |
営口『満州日報』と中島真雄 : 満州における初の日本人経営の新聞とその創刊者について Manchuria Nippo of Yingkou Nakajima Masao Focusing on the Period of Founding the First Japanese Newspaper in Manchuria | 李 相哲 LI Xiangzhe |
1993年度春季研究発表会 シンポジウム
地域の国際化とメディアの役割 | 田中 和夫, 島田 昭吉, 白水 繁彦, 保坂 廣志, 田村 紀雄, 鶴木 眞, ベロフ アンドレイ, 柳井 道夫 |
1993年度春季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディア多様化時代のマスメディア産業組織の展望 | 東山 禎之, 菅谷 実 |
2 地域メディアと地域マス・メディアの補完関係について : メディア環境の構造把握のための一つの視角 | 金沢 寛太郎, 大石 裕 |
3 情報化とコミュニケーション構造 : 理論的枠組みとその検証 | 小川 文弥, 小林 直毅, 田中 義久 |
4 「報道自粛」を考える : 皇太子妃報道を中心に | 武市 英雄, 古川 俊実, 門奈 直樹 |
5 戦争報道と記憶 : 湾岸戦争が提起した理論的研究課題 | 橋元 良明, 神原 直幸, 石川 旺 |
6 "やらせ"問題を考える | 渡辺 武達, 稲増 龍夫, 服部 孝章 |
7 環日本海交流と放送活動 | 大西 高義, 岡村 黎明 |
8 議員証言のドラマツルギー | 岩井 奉信, 田村 欣也, 上滝 徹也 |
9 国境を越える「ローカル」 : ローカル放送現場からの視点 | 桂 英治, 本多 周爾 |
記念講演会記録
現代の先住民問題とその国際性 | 野村 義一 |
日本マスコミュニケーション学会研究発表会の記録(1993年度)
『マス・コミュニケーション研究』42号(1993年1月)
特集Ⅰ ジャーナリズムの現在―その課題と可能性
報道の主体または報道のことばについて Politics of Journalism | 江藤 文夫 ETOH Fumio |
現代イギリスのポピュラー・ジャーナリズム : メディア神話の崩壊と再生 Popular Journalism in Britain Today : the collapse and rebirth of media myths | 門奈 直樹 MONNA Naoki |
転機にたつフランス・ジャーナリズム French Journalism in Transition | 吉原 功 YOSHIHARA Isao |
コミュニケーション倫理をめぐる国際的動向 : メディア倫理・責任システムの研究と展開を中心に Communication Ethics and Media Accountability System : An International perspective | 田島 泰彦 TAJIMA Yasuhiko |
特集Ⅱ メディア文化の位相
歴史のなかのメディア変容 : 草創期の音響メディアを事例として History shapes the Media : the social construction of audio media | 吉見 俊哉 YOSHIMI Tosiya |
政治コミュニケーションと文化 Political Communication and Culuture | 大石 裕, 藤田 真文 OHISHI Hiroshi, FUJITA Mafumi |
経済活動のネットワーク化と地域社会のネットワーク化 Network in Economic Behavior and Networking at Local Society | 須藤 修, 中村 陽一 SUDOH Osamu, NAKAMURA Yoichi |
メディア・リテラシーと読者の身体 Media Literacy and Reading Bodies | 佐藤 健二 SATO Kenji |
論文
占領期における新興紙と全国紙 : 『中京新聞』を中心にして New Newspapers and National Papers in Occupied Japan | 井川 充雄 IKAWA Mitsuo |
電子メディアと生活状況 : 多元的なメディア状況によるリアリティの変容 Electronic Media and Social Situations : How social realities change in multiple media situations. | 是永 論 KORENAGA Ron |
広告研究における状況的パースペクティブ : E.Goffman"Frame Analysis"の検討から Situational Perspective in Studies of Advertising : From Examination of E.Goffman's"Frame Analysis" | 難波 功士 NANBA Koji |
「情報生活論」序説 : 生活の情報化に関する生活者主体の理論枠設定の試み Home Informatics : An Introduction | 水野 博介 MIZUNO Hirosuke |
1992年春季研究発表会 シンポジウム
ジャーナリズムにおけるナショナリズムとグローバリズム | 初瀬 龍平, 本多 勝一, 江藤 文夫, 岡村 黎明, 山本 武利, 谷藤 悦史, 原 寿雄 |
1992年春季研究発表会 テーマセッション報告
1 テクノロジーとマスメディアの現場 | 岡村 黎明, 荒田 茂夫, 大蔵 雄之助, 新井 直之 |
2 歴史的にみた日本のジャーナリズムの特質 | 山本 武利, 前坂 俊之, 門奈 直樹, 掛川 トミ子 |
3 国際関係とナショナリズム : nation stateの現在 | 谷藤 悦史, 青木 利夫, 姜 尚中, 鶴木 眞 |
1992年春季研究発表会 ワークショップ報告
1 "Many Voices One World"を読み直す | 内川 好美, 村瀬 真文 |
2 経済活動と地域社会のネットワーク化 | 須藤 修, 中村 陽一, 石坂 悦男 |
3 いわゆる「越境テレビ」の出現 : 検討課題の明確化をめざして | 篠原 俊行, 石川 明 |
4 人権報道とニュースソース | 大谷 昭宏, 仲佐 秀雄 |
5 マルチメディア状況とマス・コミュニケーション研究の位相 | 小林 宏一, 小田原 敏 |
6 メディアの中の関西 : メディアの東京集中の中で巨大なローカルとしての関西を考える | 黒田 勇, 川村 龍一, 常木 暎生 |
1992年秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 PKO・参院選・そしてジャーナリズム | 石上 大和, 田中 愛治, 井田 正道, 権田 萬治 |
2 言論の自由をめぐる報道機関(組織・人)と情報源(組織・人)の関係 | 小倉 重男, 瀬木 博道, 岩田 温 |
3 性表現の自由とメディア倫理 | 清水 英夫, 広瀬 英彦 |
4 新宗教とマスコミ報道 | 井上 順孝, 大井 眞二 |
5 ペレストロイカ期におけるソ連国民のテレビ視聴行動 : 高学歴・都市住民による深夜の居間からの革命 | 城野 充, 時野谷 浩 |
6 メディアの多様化、国際化を考える : いくつかの東南アジア諸国を実例とし | 本多 周爾, 香取 淳子 |
7 日本新聞学史の再検討 | 冨塚 秀樹, 山本 武利 |
8 放送研究の新しいパラダイム確立に向けて | 藤田 真文, 小玉 美意子 |
日本マスコミュニケーション学会研究発表会の記録(1992年度)
『新聞学評論』41号(1992年5月)
特集 「多メディア時代」におけるマス・コミュニケーション研究 : 課題とその方法を探る
「多メディア時代」におけるマス・コミュニケーション研究 : 課題とその方法を探る | — |
多メディア時代におけるマス・コミュニケーション研究の理論課題 Theoretical Problems of Mass Communication Research in a Multi-Media Age : Exploring Issues and Methodologies | 高橋 直之 TAKAHASHI Naoyuki |
新しい社会情報学へのアプローチ An Approach to New Socio-Information and Communication Studies : Exploring Issues and Methodologies | 桂 敬一 KATSURA Keiichi |
活字メディアの変容と理論的課題 An Theoretical Frame to "Printed Media" in the Age of Media Transition : Exploring Issues and Methodologies | 塚本 三夫 TSUKAMOTO Mitsuo |
テレビ研究の過去・現在・未来 Researching Television, Past, Present, and Future : Exploring Issues and Methodologies | 小玉 美意子 KODAMA Miiko |
情報ネットワークの進展とコミュニケーションの構造変化 Changing Communication Structure by the Development of New Information Networks : Exploring Issues and Methodologies | 吉岡 至 YOSHIOKA Itaru |
社会的想像力と産業的編制 Social Imagination and Industrial Organization : Exploring Issues and Methodologies | 水越 伸 MIZUKOSHI Shin |
グローバルな公共圏は可能か On the Change of the Global Public Sphere : Exploring Issues and Methodologies | 花田 達朗 HANADA Tatsuro |
国際コミュニケーション・メディア International Communication Media : Exploring Issues and Methodologies | 川竹 和夫 KAWATAKE Kazuo |
論文
最近のメディア受容研究における「オーディエンス・エスノグラフィー」の位置づけ : 学術的言説にみる認知モデルの比較考察 The Validity of Audience Ethnography in Media Reception Studies : A Cognitive Approach to Academic Discourse | 小川 葉子 OGAWA Yoko |
培養理論再考 Rethinking Cultivation Theory | 斉藤 慎一 SAITO Shinichi |
明治初期小新聞にみる投書とコミュニケーション Communications and Letters from Readers in Three Popular Newspapers in Early Melji Period | 土屋 礼子 TSUCHIYA Reiko |
中国マス・コミ構造の性格、変動像とその問題点 The Basic Characteristics of China's Mass Communication Structure and the Realistic Problems Ahead | 林 暁光 LIN Xiaoguang |
1991年春季研究発表会 シンポジウム
戦争とジャーナリズム Spring Symposium "Journalism in Wartime" | 竹山 昭子, 秦 正流 , 飯倉 健次 , 青木 貞伸 , 内川 芳美 , 安江 良介 , 川竹 和夫 , 新井 直之 |
1991年春季研究発表会 ワークショップ報告
1 プレスの歴史と歴史観 | 有山 輝雄 , 山本 武利 |
2 日本のジャーナリズムにおける西と東 | 永田 照海 , 津金沢 聡広 |
3 日米危機の構造と新聞 | 鈴木 健二 , 武市 英雄 |
4 都市型CATVのインパクト : 視聴者の情報行動・意識への影響を中心に | 伊豫田 康弘 , 多喜 弘次 , 藤田 真文 |
5 自主規制システムの現状と問題点 | 清水 英夫 , 中村 泰次 |
6 公人にかかわる報道とその法的・社会的問題 | 前沢 猛 , 林 利隆 |
7 世論調査とマス・メディア | 眞鍋 一史 , 竹内 郁郎 |
1991年秋季研究発表会 特別講演
中国における新聞学研究の現状と動向 | 孫 旭培 , 三好 崇一 |
1991年秋季研究発表会 ワークショップ報告
1 メディア効果理論の展開とその意義 | 高橋 直之 , 川端 美樹 , 石川 旺 , 竹下 俊郎 |
2 メディア変容とジャーナリズム | 塚本 三夫 , 林 利隆 |
3 映像ソフト産業の現状と問題点 | 鈴木 稔 , 田村 穣生 |
4 事件報道と人権 | 五十嵐 二葉 , 小玉 美意子 , 村松 泰子 |
5 国会報道について : 米国のC-SPANをめぐって | 田中 良紹 , 井上 宏 |
6 「大衆」の崩壊(?)と現代文化の多元的位相 : 「有害コミック」問題の周辺を探る | 稲増 龍夫 , 桂 敬一 |
7 ソ連のメディア情勢 | 佐野 真 , 大蔵 雄之助 |
8 湾岸戦争の残した問題 : 問題の総点検を目ざして | 細野 徳治 , 江藤 文夫 |
9 湾岸戦争報道をとおしてメディアの性格を探る | 藤田 博司 , 有山 輝雄 |
10 中国におけるマルクス・エンゲルス新聞思想の研究 | 陳 力丹 , 寧 新 , 山本 賢二 |
11 日韓コミュニケーション・ギャップの改善を目ざして | 奥野 昌宏 , 彭 元順 , 崔 禎鎬 , 川竹 和夫 |