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日本マス・コミュニケーション学会次世代委員会では、初めての試みとして、これからマス・コミュニケーション研究やメディア研究などの領域で活躍が期待される次世代の研究者や実務家にご報告いただく、修士論文報告会を開催します。大学院に提出した修士論文のアブストラクト、あるいは口頭試問のレジュメなどを用いて、研究の概要をご報告いただいたうえで(=20分)、参加者との質疑応答(=10分)、さらに建設的な意見交換や会員との交流をおこないます。
このたび11名の方にご発表いただきますので、ぜひご参加ください。非会員の方も歓迎です。
■ 日時:
2021年3月27日(土)13:30〜17:30
■ 方法:
Zoomによるオンライン開催
■ ご参加方法:
事前申込が必要です。参加をご希望の方は、3月26日(金)17時までに、次世代委員会・飯田までメールで、ご氏名・ご所属をお知らせください。3月26日(金)17時以降、接続情報などをお送りします。
■ プログラム:
Room A | Room B | |
13:30-13:45 | オープニング(報告会の趣旨説明、発表者の自己紹介など) | |
13:45-14:15 | 犬飼俊介(早稲田大学大学院 政治学研究科) 「NHK 国際放送への「追加命令」はいかにして決定されたのか――2007 年放送法改正に至る「有識者会議」の議論を中心に」 | 水谷珠美(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科) 「作品《ゆめの中継; 状況の上書き1》にみる、エフェメラルなメディア・イベントの可能性――スマートフォンを用いた生中継が美術館にもたらした自由なコミュニケーション」 |
14:15-14:45 | 金子恵美(社会情報大学院大学 広報・情報研究科) 「新聞社に信頼をもたらすコーポレート・コミュニケーションのあり方――アクセス・ポイントの視点から」 | 三木悠尚(情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科) 「OFAD Media Project : 『全周観察型立体ディスプレイ拡張プロジェクト』の展開とその可能性についての考察」 |
14:45-15:15 | 陳晗(立命館大学大学院 人間科学研究科) 「フェイクニュースに対する警告タグがニュース信憑性に与える影響――SNS上の他者の反応に注目して」 | 藤田政徳(東京大学大学院 学際情報学府) 「メディア論から「わざ」を問い直す――躰道におけるオンライン稽古を素材として」 |
15:15-15:30 | 休憩 | |
15:30-16:00 | 青山俊之(筑波大学大学院 人文社会科学研究科) 「自己責任ディスコースを構築するラベリングとフレーミングの記号過程――イラク日本人人質事件の初期報道に着目した言語人類学的分析」 | 楊雅韻(京都大学大学院 文学研究科) 「戦後日本の男性化粧に関する言説の分析」 |
16:00-16:30 | 蓼沼阿由子(放送大学大学院 文化科学研究科) 「デジタルメディアと政党組織――ネットワーク化が組織に与える影響」 | 萇穎(早稲田大学大学院 教育学研究科) 「テレビドラマに見るセクシュアル・マイノリティの表象――ゲイの描かれ方を中心に」 |
16:30-17:00 | 塚原真梨佳(立命館大学大学院 社会学研究科) 「戦艦建造技術をめぐるテクノ・ナショナリズム言説構築の歴史社会学的研究」 | |
17:00-17:30 | 参加者交流会 |
- 申込先、問い合わせ先
飯田 豊(立命館大学)