11月4日(土)に秋季大会が完全オンラインで実施され、290名近くの参加者を集め、無事終了しました。
大会実施に尽力してくださった企画委員会、理事会、事務局関係者をはじめ、登壇者、参加者の全てのみなさんに深く感謝いたします。どうもありがとうございました。
今回の発表やワークショップのタイトルを眺めると、巨大ロボットや巨大怪獣をめぐる想像力、ネット右翼の実態把握、小さなオンラインジャーナリズムの課題と可能性、倍速視聴の分析、メディア考古学の理論的検討など、メディア、ジャーナリズム、コミュニケーションにまたがる多様なテーマがウェブ上に展開しており、この学会がようやくメディア学会の名称にふさわしい場になりつつあることを実感した次第です。ユク・ホイ氏を招いての技術哲学をめぐるシンポジウムは、議論の時間は短かったものの素晴らしい内容で、私はディスプレイの前でとても興奮してメモを取りました。
6月に発足した第39期理事会メンバーは、当面の目標だったこの秋季大会の実施を無事終えることができ、ホッとしています。今後は、12月15日に国際委員会が開催するジャニーズ事務所性加害問題のオンライン研究会を皮切りに、各研究部会が研究会を展開していく予定です。
また、38期から引き継いだダイバーシティWGによる会員アンケート調査第2弾を、まもなくおこないます。年度末には第一弾と合わせた調査結果を報告するオンライン研究会を開催する予定です。
そして年度が明けると、いよいよ39期独自の活動を進める予定です。
引き続き、どうかよろしくお願いいたします。
寒暖差疲労が話題となる昨今ですが、どなたさまもご自愛ください。
水越伸