「2024年度 社会情報学会・日本メディア学会 修士論文報告会」(3/30開催)

 社会情報学会と日本メディア学会では、これから社会情報学やメディア研究などの領域で活躍が期待される次世代の研究者や実務者にご報告いただく、修士論文報告会を合同で開催します。社会情報学会と日本メディア学会の共催は昨年度に続いて4回目、日本メディア学会にとっては5回目の開催となります。

 今年の報告会では、これまでで最多の20名の方に発表していただきます。大学院に提出した修士論文のアブストラクト、あるいは口頭試問のレジュメなどを用いて、研究の概要をご報告いただいたうえで(=15分)、参加者との質疑応答および建設的な意見交換をおこないます(=15分)。

 参加無料ですので、ぜひご参加ください(ただし事前申込が必要です)。非会員の方のご参加も歓迎です。

企画:社会情報学会 研究活動委員会 若手研究支援専門委員会(担当:飯田豊、澁谷遊野)

日本メディア学会 研究活動委員会(担当:松井広志、丸山友美、水出幸輝)

  ■ 日時:

 2025年3月30日(日)13:00〜17:15

 ■ 方法:

 Zoomによるオンライン開催

 ■ ご参加方法:

 事前申込が必要です。参加をご希望の方は、3月29日(土)までに、Googleフォーム<https://forms.gle/Kg3DnexHLixWKkh49>からお申し込みください。当日の午前中に接続情報などをお送りします。

 ■ 問い合わせ先

 jisedai@iida-lab.org 飯田 豊(立命館大学)

 ■ プログラム

 Room A  
13:00-13:15オープニング(報告会の趣旨説明、発表者の自己紹介など) 進行:丸山友美(静岡大学)  
 Room A モデレータ:住田翔子(立命館大学)Room B モデレータ:松井広志(愛知淑徳大学)Room C モデレータ:水出幸輝(同志社大学)
13:15-13:45ケイ コウ(立教大学)「スノースポーツにおけるリスクテイキングの相互行為分析 ―遊び理論の視点を手がかりとして―」金ミンヨン(名古屋大学) Reconsidering K-Pop Music Videos: Attraction, Gesture, Choreography Challenge    藤本里紗(中央大学)「魔法少女」たちの時代 ―アニメオーディエンスの視聴経験とライフコース―」
13:45-14:15橋本正隆(情報科学芸術大学院大学[IAMAS])「生徒の体験に基づくメタ認知と相互理解によるメディアリテラシー教育」皆川勇太(早稲田大学)「消費社会論の情動論的転回」白木美幸(東京大学) Intimate Affairs of the Embodied Feminine Ideal: Disentangling Material-Discursive Fashion Practices in Post-war Japan (「「親密な」女性性の身体化を紐解く:戦後日本の物質-言説的なファッション実践の社会学的考察」)
14:15-14:45王奕丹(オウ エキタン)(成城大学)「在日中国人留学生の異文化適応におけるメディア利用に関する研究 ―小紅書(RED)を中心に―」中山統文(関西学院大学)「ゲーム改造からみるデジタル時代の参加型文化の困難―オンラインゲームからデジタル・プラットフォームへ―」朱佩佩(名古屋大学)「COVID-19前後のLGBTQ+に関する受容変化:報道・二次データ・インタビューを手掛かりに」
14:45-15:00休憩
 Room A モデレーター:竹村朋子(立命館大学)Room B モデレーター:澁谷遊野(東京大学)Room C モデレーター:渡部春佳(中央大学)
15:00-15:30石田敦子(毎日放送)「放送局の番組制作現場における女性活躍の現在地と今後の課題」(※2024年度 法政大学大学院修了)平山朝之(明治大学)「インターネット上の誹謗中傷に関する要因と刑罰による威嚇効果についての実証研究」  関根祐貴(関東学院大学)「地域の実態に対応したシティプロモーション政策に関する研究 ~人口規模とシティプロモーション施策の関連~」
15:30-16:00大橋麻美子(社会構想大学院大学)「多メディア時代における民放地方ラジオ局の立ち位置―在名ラジオ局の出稿者・聴取者の質的分析を通じてー」HU HAO(コ コウ)(東京科学大学)「エージェントベースモデルによるソーシャルメディア上の分極化と合意形成に関する分析」  光吉佑莉加(九州大学)「ICT産業における国際分業と付加価値の分配:国際産業連関表を用いた多国間の相互依存関係に関する実証分析」
16:00-16:30今城和香(立命館大学)「深夜の映像メディア史―視聴空間/表象される空間との関係から―」(2024年度 共立女子大学大学院修了)岸田月穂(大阪大学)「X上のオンラインファンコミュニティに見られる相互行為と規範意識」吉田光(立命館大学)「近代日本における「工業立国」観念の展開 ――町田忠治の言論活動から」
16:30-17:00冨田理佳子(名古屋大学)「日本映画における死の表象――2010年代以降の作品を中心に」藤井美里(立命館大学)「インターネット上における「居心地の良い場所」についての検討 行動・条件・個人特性の観点から」 
 Room A  
17:00-17:15エンディング(両学会についての質疑応答など) 進行:丸山友美(静岡大学)